英雄伝説V 海の檻歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/18 01:30 UTC 版)
登場人物
マクベイン一座
初期パーティーメンバー。また人間の3人は一時的な離脱を除き、ほぼ全編を通してのプレイヤーキャラクター。
- フォルト
- 主人公の少年。14歳のキタラ奏者。祖父のマクベインと非常に仲が良くそれ故喧嘩が多い。自由奔放な祖父を反面教師とし、分別のあるしっかりとした性格。祖父の目付役として旅に同行する。剣の使い手でもある。なお、『III』においてその姿を確認する事ができる。
- ウーナ
- ヒロインの少女。14歳のピッコロ奏者。幼馴染みであるフォルトを異性として意識し始め、告白のタイミングを伺っている。フォルトがマクベインと共に旅に出る事を知り、同行する。フォルトの事を「フォルちゃん」と呼ぶ。弓の使い手。
- マクベイン
- 一座の座長を務めるフォルトの祖父。62歳の手琴奏者。巡業で幾度も世界を渡り歩いているため、年を感じさせぬ強靭な体を持つ。戦闘では素手で戦う。レオーネが再現した「水底のメロディー」に深い関心を持ち、見つける為に再度旅に出る事を決意する。
- ジャン&リック
- 一座のマスコット。ジャンは長年マクベインと共に旅をして来た老犬。リックは旅の途中で仲間に加わったトビネズミ。いつもリックはジャンに乗っている。2匹1セットでパーティーメンバーとして戦闘にも参加。
プレイヤーキャラクター
いずれのキャラクターも参戦時期が固定されており、プレイヤーの意志で変更することはできない。
- シャオ
- マクベインを師匠と慕う41歳のアコーディオン奏者。口が達者で目先の欲に負けて人を騙す等、かなりいい加減な性格だが何処かに憎めない愛嬌を持つ。戦闘ではハンマーで戦う。
- レイチェル
- シャオの18歳になる娘。父と共に巡業に回りコーラスを担当する。父とは似ても似つかない美貌とスタイルの持ち主。投げナイフの使い手。
- アルトス
- ビンゼルの独奏会でフォルトを破り優勝した16歳のバイオリン奏者。ボザールにある実家はパン屋であり、優秀なパン職人でもある。戦闘では剣を使う。大人しく控えめな性格。
- パルマン
- 25歳のヌメロス帝国の将校。本来であれば正統な王子であったが、ラウゼン皇帝によって国を牛耳られ士官の身となる。人格者で部下等からの信頼も厚い。槍の使い手。
- アリア
- 誰もが聞き惚れる歌声を持つ黒髪の女性。21歳。水底の民の技術を受け継ぐ継承者。戦闘では杖を使う。
- アイーダ
- マクベインの親友で有名な人形職人であるロゼットの、15歳になる孫娘。祖父が作ったからくり人形を祖父以上に自在に操る。常に元気よく、朗らかな性格をしている。戦闘では槍を使う。
- デュオール
- 28歳のブロデイン王国王子。前王である亡き父の暴政を反面教師とし、民の為の政治を行い国民の信頼も厚い。また前王に対するわだかまりから、実質的には王でありながらも即位はしていない。
エル・フィルディンから来た人物
エル・フィルディンからプラトネスII世号で、海を越えてやって来た人物。
- トーマス
- プラトネスII世号を操り海を越えた海の英雄。キャプテン・トーマスと呼ばれ、その活躍は後に物語になっている(『III』のジュリオの愛読書)。操船、剣、黒魔法、変装どれを取っても一流。『III』(ルーレとして)・『IV』にも登場しており、ミッシェルと共に〈ガガーブトリロジー〉全作品に出演している。
- ミッシェル・ド・ラップ・ヘブン
- 35歳の魔導師。ティラスイール出身ながら『IV』でエル・フィルディンに渡り、トーマスと共にヴェルトルーナを訪れる。『III』でもラップじいさんとして登場しており、〈ガガーブトリロジー〉全作に登場している、シリーズ最大のキーキャラクターである。彼の成し遂げた行いは、全ての作品をプレイする事で確認する事が可能となっている。
- アヴィン
- 24歳の冒険者。ヴェルトルーナで起きようとしている事態を予見して、ミッシェルが助っ人として助力を求めた。『IV』の主人公。
- マイル
- 25歳の冒険者。助っ人の二人目にしてアヴィンの親友。『IV』にも登場。
その他
- レオーネ・フレデリック・リヒター
- 作曲家・演奏者どちらとしても名高い50年前の音楽家。伝承にある「幻のメロディー」を再現した「水底のメロディー」を完成させた。本作最大の重要人物。現在はとある場所で少女と二人暮らしをしている。
- ルカ
- プラトネスII世号の副長。トーマス不在時はプラトネスII世の指揮の全権を担っており、陰ながらフォルトたちのサポートに尽力する。『IV』にも登場。
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注釈
出典
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