英乃海拓也
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エピソード
- 序ノ口と序二段での優勝決定戦は、共に同期同部屋の濱口(現・志摩ノ海)と対戦したが、同じ部屋の2人が2場所続けて優勝決定戦に出場するのは、優勝決定戦制度が誕生して以降で初めてのことであった[23]。
- 2012年11月場所で初土俵からの連勝記録が16でストップしたが、この16勝目の相手は大砂嵐で、連勝ストップとなる初黒星の相手は貴月芳だった。2場所連続で優勝決定戦を戦った濱口も同様に連勝記録が伸びていたが、濱口の連勝記録14の最後の相手と連勝ストップの相手も、それぞれ大砂嵐と貴月芳で、2人は同じ組み合わせで連勝記録が終わったことになる。
- 2014年9月場所9日目の5番相撲で関取昇進を確定させた際には、師匠の木瀬が45歳の誕生日(9月23日)を迎える前日であることに触れて「くさいけど、いい親孝行、恩返しをしたい気持ちがあった」とコメントしていた[7]。
- 十両昇進に伴う四股名の改名の際に「木瀬ノ富士」という四股名も候補に挙がっていたとされる[3]。
- 2016年7月場所の送迎のワゴン車には自身と顔が似ていると評判のカレーパンマンの大きなステッカーが貼られていた。大島からは「いつ選挙に立候補したんだ」と冷やかされた。[1]
- 2016年9月場所はショッキングピンクの締め込みをして話題になった。自身は「ホームテックさんの化粧まわしが黄色なので、締め込みも黄色にしようかと思ったんですが、カレーパンマン(に似ている)といじられてますし、輝関にも似てしまう。この色なら、これからも選ぶ人はいないでしょう[24]」とコメントした。
- Twitterを利用している。
- 2015年8月10日の大相撲夏巡業五泉場所の朝稽古では、腰痛により申し合いを途中でやめて土俵から引き上げたとき、稽古場に残っている稀勢の里にあいさつし忘れた。そのため稀勢の里は土俵下で数分間、英乃海を時折小突きながら鬼の形相で説教した。この日稀勢の里は、ぶつかり稽古でも指名して15分間胸を出していた[25]。
- 2015年11月場所2日目に北磻磨戦で髷掴みを指摘され、故意であるか否かという協議を経ることなく髷を掴んだこと自体を理由に反則負けとなった。これにより英乃海は、2014年10月に改定された新しい公認勝負規則で厳しく取ることになった髷つかみによる反則を取られるという、十両の取組においては初の記録を残した力士となった[26]。
- 2017年7月場所にて弟の翔猿の新十両昇進が決定したことにより、史上18組目の兄弟関取となる[27]。因みに、別々の部屋に入門した兄弟による兄弟同時関取は、史上3組目の事例である。
- 2017年8月8日の夏巡業(青山学院場所)では弟の翔猿と共に握手会を行ってファンサービスに努めた[28]。
- 2018年7月場所初日にAbemaTVの大相撲中継で、「実の弟に十両の翔猿と序二段の海猿がいる」と紹介された。翔猿は正真正銘自身の実弟であるが、海猿(宮城野部屋)は弟ではなく、AbemaTVの誤報であった。この誤報の背景には、翔猿が海猿のことを同年の春巡業中に冗談で弟だと紹介していたことがあり、その冗談をAbemaTVが正しい情報だと誤認したとされる[29][30]。指摘を受け英乃海の紹介テロップから海猿のくだりは削除されたが、翔猿の取組時には同内容のテロップが表示され続けた。
- 2020年6月に公開された相撲協会公式YouTubeチャンネルの動画ではステイホーム中の過ごし方としてYouTube鑑賞、読書を挙げた。前者は昔の相撲の映像が、後者は相撲関連の書籍がお気に入りとのこと[31]。
- 2021年11月場所10日目の輝戦では右腕を折られんばかりに極められ(取組は押し出しで英乃海の勝ち)、取組後に輝に睨みを利かせるような一幕があった[32]。
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木瀬部屋力士衆による 「もちつき即売会」渋谷区笹塚十号通り(2019年2月9日撮影)
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木瀬部屋力士による「ちゃんこ即売会」渋谷区笹塚十号通り(2022年10月10日撮影)
注釈
出典
- ^ a b 『相撲』2016年9月号66ページ
- ^ 英乃海 拓也 - 力士プロフィール 日本相撲協会 (2022年5月21日閲覧)
- ^ a b c ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2014年11月号(九州場所展望号) 34頁
- ^ 千代の国が十両初優勝 序ノ口Vは日大出身の岩崎 スポニチアネックス 2012年11月9日閲覧
- ^ 常幸龍が十両優勝、序二段は岩崎/秋場所 SANSPO.COM 2012年11月9日閲覧
- ^ 出羽疾風が新十両 出羽海部屋4年ぶり 日刊スポーツ 2014年10月1日(2014年10月1日閲覧)
- ^ a b 岩崎、新十両昇進濃厚で親方に「恩返し」 nikkansports.com 2014年9月22日19時51分
- ^ 大相撲九州場所:嘉風、大砂嵐、英乃海が休場 毎日新聞 2014年11月30日(日)
- ^ 英乃海が左足首負傷…4日目から休場濃厚 nikkansports.com 2014年11月11日16時29分
- ^ 負傷休場の幕内嘉風、再出場へ 新十両英乃海も 中日新聞 2014年11月15日 17時27分
- ^ 新大関照ノ富士は西に 名古屋場所は10場所ぶり4大関、宝富士が新小結 SANSPO.COM 2015年6月29日(2015年6月29日閲覧)
- ^ 英乃海、琴勇輝戦で右足親指負傷 福岡市内の病院へ搬送/九州場所 SANSPO.COM 2016.11.27 05:01
- ^ 英乃海が千秋楽休場 毎日新聞2016年11月27日 22時56分
- ^ 『大相撲ジャーナル』2017年2月号24ページ
- ^ 『大相撲中継』2017年5月27日号38頁
- ^ 『相撲』2018年10月号 p.64
- ^ a b 「違法賭博疑いで平幕・英乃海と新十両・紫雷が初場所休場 詳細は調査中」『日刊スポーツ』、2021年12月22日。2021年12月22日閲覧。
- ^ a b 「違法賭博関与で英乃海は1場所出場停止、紫雷はけん責」『産経新聞』、2022年1月27日。2022年1月27日閲覧。
- ^ 英乃海、白星で再出発 賭博容疑で処分明け「少しでも返していけるように」決意新た 日刊スポーツ 2022年3月14日8時23分 (2022年3月14日閲覧)
- ^ “九州場所の十両昇進3人を発表「成り上がるには相撲しかない」日翔志が念願の関取の座ゲット”. 日刊スポーツ. 2023年9月27日閲覧。
- ^ 西十両11枚目・英乃海があす10日目から復帰 4勝3敗2休から関取残留と勝ち越し目指す Sponichi Annex 2023年11月20日 15:47 (2023年11月26日閲覧)
- ^ 【初場所新番付】高安1年ぶりの三役、入幕は大量5人、碧山1場所で復帰/幕内十両昇降表 日刊スポーツ 2023年12月25日6時0分 (2023年12月25日閲覧)
- ^ NHK・大相撲中継 2012年9月23日放送
- ^ 英乃海が締め込み新調「どうせなら」ド派手ピンクに 日刊スポーツ 2016年9月11日16時25分
- ^ 稀勢の里まるで風紀委員長 挨拶怠った英乃海に雷 日刊スポーツ 2015年8月11日9時0分 紙面から
- ^ 『大相撲ジャーナル』2016年1月号76頁
- ^ “岩崎改め翔猿、新十両に昇進 名古屋場所番付編成会議”. 日本経済新聞. (2017年5月31日) 2017年5月31日閲覧。
- ^ 『大相撲中継』2017年9月16日号 p15
- ^ ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2018年8月号(名古屋場所総決算号)
- ^ “英乃海、翔猿、海猿…えっ3兄弟!?”. 日刊スポーツ. (2018年7月19日) 2018年7月26日閲覧。
- ^ 【おうち時間3】千代丸、玉鷲など、関取14名が登場! 日本相撲協会公式チャンネル YouTube 2020/06/18 (2020年8月25日閲覧)
- ^ 「激おこやん」取組後に睨みをきかせる力士「スローで見るとヒヤッとします」と実況も困惑 ABEMA TIMES 2021/11/23 20:14 (2021年11月24日閲覧)
- ^ “英乃海、紫雷 違法賭博に関与の疑い 角界に衝撃、事実なら厳罰不可避/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online(2021年12月23日). 2022年1月17日閲覧。
- ^ “【大相撲】2人の関取が違法賭博関与の疑いで初場所休場 懲戒解雇等の厳罰も – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb(2021年12月22日). 2022年1月17日閲覧。
- ^ “英乃海と紫雷が違法カジノ店出入り 別部屋の複数力士も関与…芋づる式で角界激震! – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb(2021年12月23日). 2022年1月17日閲覧。
- ^ “asahi.com(朝日新聞社):木瀬部屋、2年ぶり再興へ 組関係者観戦問題で閉鎖 - 揺れる角界”. www.asahi.com(2012年3月18日). 2022年1月17日閲覧。
- ^ “2力士が違法賭博疑い…相撲協会の歯切れが悪い意外な理由”. FRIDAYデジタル(2021年12月25日). 2022年1月17日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2021年12月25日). “コンプラ委で事情聴取へ 違法賭博疑いの英乃海ら”. 産経ニュース. 2022年1月17日閲覧。
- ^ “相撲協会も既に複数回聴取 賭博容疑の英乃海と紫雷に:中日新聞Web”. 中日新聞Web(2022年1月8日). 2022年1月17日閲覧。
- ^ “英乃海と紫雷が賭博関与認める 27日定例理事会で処分決定へ - スポニチ Sponichi Annex スポーツ”. スポニチ Sponichi Annex(2022年1月15日). 2022年1月17日閲覧。
- ^ “英乃海と紫雷が違法賭博行為認める 27日の定例理事会で最終処分決定へ - 大相撲 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com(2022年1月15日). 2022年1月17日閲覧。
- ^ “違法賭博疑い英乃海1場所出場停止、紫雷処分なし 相撲協会コンプラ委答申 - 大相撲 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com(2022年1月25日). 2022年1月24日閲覧。
- ^ 共同通信 (2022年1月25日). “賭博容疑で2力士を書類送検 違法店に出入り、埼玉県警 | 共同通信”. 共同通信. 2022年1月25日閲覧。
- ^ “違法賭博関与の英乃海は出場停止1場所と2カ月20%減俸 紫雷はけん責 - 大相撲 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com(2022年1月27日). 2022年1月27日閲覧。
- ^ “英乃海関は1場所出場停止処分/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online(2022年1月27日). 2022年1月27日閲覧。
- ^ “違法賭博関与の英乃海は1場所出場停止と報酬減額、紫雷はけん責処分…理事会で決定”. スポーツ報知 (2022年1月27日). 2022年1月27日閲覧。
- ^ 違法賭博、軽い処分 世間と隔たり 相撲協会の判断基準に違和感 毎日新聞 2022/1/27 20:31 (2022年1月29日閲覧)
- ^ “裏カジノ通い”発覚…英乃海&紫雷の「意外な評判」 2人は高校・大学で先輩後輩の間柄 (1/2ページ) 日刊ゲンダイ 2021/12/24 11:00 (2022年2月7日閲覧)
- ^ “「裏スロ」関与疑いで書類送検の力士2人が不起訴処分”. テレ朝news(2022年2月25日). 2022年2月25日閲覧。
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