窪田康志 窪田康志の概要

窪田康志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/06 05:31 UTC 版)

概要

生年月日不明[注釈 1]。既婚[2]。父の窪田芳郎は株式会社東京ウエルズの代表取締役会長[3]

ケーアールケープロデュース株式会社代表取締役社長、有限会社レーヴ青山代表取締役社長、株式会社AKS元代表取締役社長、AKB48プロジェクト・元エグゼクティブプロデューサー株式会社大樹レーシングクラブ元代表取締役などを歴任した。

人物

女性アイドルグループAKB48の運営プロジェクトが発動された当時のメンバーの一人であり、プロジェクトに関わる資金(約20億円)を調達した人物とされている[1]

2010年には『週刊文春』(2月18日号)に掲載された“AKB48メンバーと浅からぬ関係にある”とする記事により名誉を傷つけられたとして、発行元の株式会社文藝春秋や記者らを相手に約1億6千万円の損害賠償、および謝罪広告の掲載を求めて東京地裁に提訴した。2013年9月3日に一審勝訴するが控訴され、賠償認容額も請求の1.5%の165万円だった[4]2020年3月には、東京国税局から約22億円の申告漏れを指摘されたことが明らかになった。乃木坂46の運営に関わる「ノース・リバー」の株式を京楽産業.に譲渡した際、譲渡益を申告しなかったとされる[2]

馬主活動

窪田の勝負服を着用した坂井瑠星

日本中央競馬会(JRA)および地方競馬全国協会(NAR)に登録する馬主としても知られる。勝負服の柄は水色、青襷、袖白一本輪、冠名は「ドラゴン」を使用している[5]。近年はフィールズ会長の山本英俊と馬を共同購入することが多い。

「カチューシャ(2009年2月19日生)」や「カレンナシュシュ(2009年3月17日生)」といった、後にAKB48の曲名となる名前の馬も所有した[6]

父・芳郎の勝負服を着用した田辺裕信

父の芳郎も、JRAのほかイギリスでも競走馬を保有しており、ドラゴンシンボルは2021年英G1・コモンウェルスカップで1位入線(2着に降着)、ジュライカップで2着に入るなどの活躍をしている[7]。なお、所有馬の康志と芳郎間での名義変更が多々行われている。

主な所有馬

重賞競走優勝馬

名義:窪田康志→窪田芳郎→窪田康志(重賞勝利時は芳郎名義)
名義:窪田康志
名義:窪田康志→窪田芳郎(重賞勝利時は芳郎名義)
名義:窪田康志
名義:窪田康志→窪田芳郎(重賞勝利時は康志名義)
名義:窪田康志→窪田芳郎(重賞勝利時は芳郎名義)

脚注


注釈

  1. ^ 週刊誌では2020年3月14日時点で48才との記載があり、1971年または1972年生まれと推測される[1]

出典

  1. ^ a b 「AKB48は事務所社長の「喜び組」」『週刊文春』 2010年2月18日号、文藝春秋、2010年。 
  2. ^ a b “AKB48運営の元社長、22億円申告漏れ 国税局指摘”. 朝日新聞. (2020年3月14日). https://www.asahi.com/articles/ASN3F7F31N3FUTIL017.html 2020年3月14日閲覧。 
  3. ^ 会社概要 - 東京ウエルズ、2023年2月11日閲覧。
  4. ^ “文春、AKBの記事で名誉毀損 165万円賠償命令”. 47NEWS (Press Net Japan). (2013年9月3日). オリジナルの2013年12月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20131230234748/http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013090301001937.html 2013年12月30日閲覧。 
  5. ^ 窪田康志の近走成績|競馬データベース”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2016年3月3日閲覧。
  6. ^ “「サラブレッドの代金払え!」AKBグループ創設者が青汁王子と2億円超の金銭トラブルで法廷闘争《事態は意外な展開に》”. 文藝春秋. (2023年2月21日). https://bunshun.jp/articles/-/60833 2023年7月30日閲覧。 
  7. ^ 日本人所有のドラゴンシンボル、捲土重来へヴェリアン厩舎に移籍”. JRA-VAN ver.World. 2022年1月12日閲覧。


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