私のホストちゃん〜しちにんのホスト〜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/17 03:46 UTC 版)
概要
「とあるホストクラブに対し半年間の密着取材を行う」という体裁で行われるモキュメンタリードラマ。そのため一部不可解な個所や笑いを取る点(甘王の目線が頻繁にずれるなど)などドキュメンタリーとして不適当な個所があり、視聴者にはこれがあくまでもフィクションであることがわかるようになっている。同様に番組の前後には注意書きが表示される。
最終回終了時に「1stシーズン」と表記され、2ndシーズンが示唆されているような演出があったが、あくまでも「2ndシーズンがあったらいいね」と提供クレジットや公式サイトに書かれている通り、2ndシーズンの制作は決まっていない。
番組自体は終了したものの、アメーバモバイルでのゲームは引き続き継続されていたが2013年3月末をもって終了した。
あらすじ
数多くのホストクラブが軒を並べる新宿・歌舞伎町で注目を集めている店『クラブ・バニラ』。そこは、かつて大阪で「伝説のホスト」と呼ばれた男・甘王が店長を務め、自らが引き抜いた凄腕ホスト5人を集めた少数気鋭が集っている。そこでは、「3か月後に売上が最下位のホストは、クビ」という厳しいルールがあった。5人のホストたちは、『バニラ』で生き残るために、熾烈な順位争いを繰り広げる。
出演者
放送中は演者の名前は公式サイトでは明かされず、最終回終了後に正式に全て表示されるようになった。下記の出演者のほか、実在するホストや元ホストなども登場する。
オーナー
- 甘王(あまおう)
- 演 - オキャディー
- かつて大阪で「伝説のホスト」と呼ばれた男。「甘王なめんなよ!」「○○なめんなよ!」が口癖。プライバシー保護のため、目が黒線で隠されている。
- 時折ホスト達に理不尽な暴力や強制をさせ、さらには取材陣までやらせようとするが毎回強面のカメラマンに返り討ちに合っている。
- 夕妃が働く条件として2月のみ7人のホストと一緒に対決し、1位にならなければ甘王が土下座、1位になれば夕妃が土下座する賭けを行った。どうしても1位になりたいがために姑息な手段を使うも、幻で出てきた大鶴義丹に諭され自らの負けを認め、大勢の観衆の前で土下座をすると同時にホスト界から去ることを決める。
- Zepp Tokyoで行われた最終回公開収録にて大観衆の前で土下座するが、甘王を思うホスト達全員も土下座した結果甘王の土下座が無くなりホスト界に戻れることに。しかし、突如壇上に上がった甘王の太客に背中を刺され、大量に血を吹き出しながらホスト達の「とんぼ」によって看取られる。その後、ヒロが使った魔法によって一瞬だけ生き返りヒロの「魔法が使えるようになりたい」という夢を少しだけ叶えて息を引き取る。
- が、もちろんこのドキュメント自体は嘘なため、カットがかかってから再び起き上がり、最後は血だらけのまま番組を締めた。
ホスト
- 早乙女蓮(さおとめ れん)
- 演 - 塩川渉
- オラオラ系。
- 白石咲夜(しらいし さくや)
- 演 - 平田裕一郎
- 王子様系。
- 一之瀬隼人(いちのせ はやと)
- 演 - 五十嵐麻朝
- 一匹狼系。常に№1をキープしている。
- 龍我(りゅうが)
- 演 - 長濱慎
- 体育会系。咲夜のヘルプ担当。
- 圓城葵(えんじょう あおい)
- 演 - 向山毅
- 小悪魔系。「ボッキンガム宮殿」といった下ネタを使ってくる。咲夜のヘルプ担当。
- 鳳条夕妃(ほうじょう ゆうき)
- 演 - 廣瀬智紀
- 2012年1月から在籍。No1キラー。
脱落したホスト
- ヒロ
- 演 - 町田宏器
- ピュアな心を持つ性格イケメン系。2011年12月までの売り上げ対決において最下位になり脱落。隼人のヘルプ担当だった。しかし、2012年2月からは甘王が参加することからボーイとしてVanillaに戻る。沖縄から上京してきて間もない(演じる町田も実際に沖縄から上京したばかり)。ハリー・ポッターが好きで「魔法が使えるようになりたい」のが夢。
- 翔(しょう)
- 演 - 鶏冠井孝介
- 元サラリーマン系。ゲーム上では2012年3月に売上最下位で脱落。蓮のヘルプ担当だった。
その他
- コールクリエイター / 伊東(いとう)
- 演 - 伊藤俊一(ムートン)
- 合いの手クリエイターイトゥーの双子の兄。プライバシー保護のため、目が黒線で隠されている。
- 合いの手クリエイター / イトゥー
- 演 - 伊藤俊一(ムートン)
- コールクリエイター伊東の双子の弟。プライバシー保護のため、目が黒線で隠されている。
- ナレーション
- 演 - 大鶴義丹
- 番組のナレーションを務める。最終回前には「一度でいいから本編に出たかった」と甘王を諭す本人の幻として出演した。
- 来店した客
- 全員プライバシー保護のため目線が入れられているが、声は変えておらず、代表曲を歌うなど簡単に正体がわかるようになっている。最終回では「スペシャルサンクス」として表記された。
スタッフ
- 演出・構成 - 鈴木おさむ
- 構成 - 岩本哲也
- 業態監修 - 夕聖
- 技術 - ジェイ・クルー
- 美術 - テレビ朝日クリエイト
- 音響効果 - デジタルサーカス
- 編集・MA - ザ・チューブ
- ディレクター - 岡田純一、渡辺資
- プロデュース - 奥村彰浩、山口一美
- 協力 - サイバーエージェント
- 製作 - テレビ朝日、MMJ
- ^ 11話で決まった源氏名
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