波形メモリ音源 その他の波形メモリ音源使用例

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波形メモリ音源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 09:16 UTC 版)

その他の波形メモリ音源使用例

波形メモリ音源エミュレータ

  • Chip32(VSTプラグイン。最大同時発音数・8)
  • プチコンシリーズ - 曲や効果音のために波形メモリ音源を利用でき、MMLで制御できる
  • 1チップMSX(SCC-I互換音源。性能はSCC-Iに準ず)
  • GXSCC(プリセット音色によるSMFプレーヤー。システムエクスクルーシブを用いて任意の波形を使用できる。)
  • FlMML(ニコニコ大百科で「ピコカキコ」の名称で利用されているMMLプレーヤー)
  • SiON(すたどんたんのシンセエンジンにも採用されている)
  • SCM(X68000用を祖とする音源ドライバ。SCCの音の再現を目指すところから開発が始まったソフトウェア音源。M2 (ゲーム会社)ではその後継ドライバが使用されており、ゲームボーイアドバンス用ソフトウェアである「デ・ジ・キャラット でじこミュニケーション」「でじこミュニケーション2(にょ)」では、同機種としては高音質なBGMの再生を可能にしている。)
  • KORG Gadget Kamata (ナムコ C30をエミュレート。iOS/Mac/Windowsに対応したソフトシンセ。)

その他各種ゲームマシン・PCエミュレータの一部に組み込まれている。

特にFIMML・SiONなどFlashで動作する波形メモリ音源は、同時発音数の多さやフィルタ・エフェクタが使用可能である事など性能面の向上が行われている。2009年以降はAdobe Flex3およびAdobe FlashCS4以降のダイナミックサウンド生成機能(ActionScript3拡張ライブラリの1つ)を用いた波形メモリ音源のエミュレートが可能[4]となっており、現在様々なシンセライブラリが公開されている。


  1. ^ 裕之氏によるSCCでのソフトウェアPCMの実装例 他にもワンダースワンなどでの実装が存在している。
  2. ^ ナムコのファミコン用MMC搭載音源名として『N106』『N106/163』が用いられる事があるが、「N106と呼ばれるチップは実はN160の事だと思われる」旨を、開発者の石村繁一が雑誌上で述べている。シューティングゲームサイドVol.8「日本のゲームを変えた70~80年代のナムコの技術【後編】ナムコ音源伝説」
  3. ^ 裕之氏によるSCC音源の解析
  4. ^ 音源の再現にはAction scriptによるプログラミングやライブラリの組み込みによる「エミュレート環境の構築」が必要


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