法帖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/10 08:58 UTC 版)
碑との関係
本来「法帖」は紙に筆と墨で書かれた書蹟を模写したものを指し、碑は「碑版」、その拓本を法帖仕立てにしたものは「碑帖」と呼ばれて明確に区別されていた。 しかし元の書蹟が碑であるだけで、実際に使用される際の媒体や制作過程が法帖と一緒であるため、現在は同列視され、「法帖」の中に含めたり、並列して「碑版法帖」と呼ぶことがある。略して「碑帖」ともいうこともある。
関連項目
参考文献
- 飯島春敬編 『書道辞典』(東京堂出版刊)
- 神田喜一郎・田中親美編 『書道全集 第24巻』(平凡社刊)
- 中西慶爾編 『中国書道辞典』(木耳社、初版1981年)
- 宇野雪村 『法帖』(木耳社、初版1970年)
- 王壮弘 『帖学挙要 修訂本』(中文)(上海書店、2008年)
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