毎度おさわがせします
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/17 22:12 UTC 版)
第1シリーズ
1985年1月8日から同年3月26日までTBS系列で放送。第5話ではC-C-Bがゲスト出演し、プレゼントの告知コーナーにも出演した。
キャスト
年齢設定は第1作時。
佐野倉家
佐野倉 良太 ()〈14〉- 演 - 江端郁世
- 佐野倉家の一人息子。14歳(中学2年生)。徹と祐介と仲が良く3人で学習塾にも通っている。和彦と昌代の不仲に悩んでいたが、徹たちの協力のもとで、家族の絆を取り戻すことに成功。
佐野倉 和彦 ()〈35〉- 演 - 佐藤B作
- 不動産会社に勤めておりモーレツサラリーマンだが、家族に隠れてシェイプアップ教室の妻より若くて色っぽい早野圭子と不倫している。それがバレてしまい、離婚の危機に陥る。
佐野倉 昌代 ()〈35〉- 演 - 児島美ゆき
- 家族に隠れて良太の担任の黒木と不倫している。夫も不倫しているためW不倫である。体型は小柄で色気がない上に地味。性格はいい歳して幼稚かつワガママで身勝手。外で働いた社会経験が全くない世間知らず。息子の服を勝手に借りて不倫相手に会いに行くなど破天荒で非常識な部分がある。夫の暴力に対抗するため森真紀の通うプロレス道場に通い始め夫より強くなる。19歳の時に佐野倉と結婚しており彼が初めての男性だった。
光南学園[注 7]
教職員
- 黒木 巌〈34〉
- 演 - 高田純次
- 徹と祐介と良太の担任教師。生徒たちには堅物で厳格に振舞うが、佐野倉良太の母・佐野倉昌代の不倫相手。不良娘で問題児であるのどかに目をつけていて毛虫のように嫌っている。
- 沢 ちあき〈24〉
- 演 - 八神康子
- 英語教師。腰つきだけで徹達を勃起させてしまうほどの色気の持ち主。徹がひそかに思いをよせる。黒木同様、不良娘で問題児であるのどかに目をつけていて、のどかにスカートめくりされてパンティの色を見られたため、毛虫以上に憎悪して毛嫌いしている。
- 松本
- 演 - 平泉成
- 生活指導教師。
光南学園[注 7]生徒
- 加納 ルミ子
- 演 - 会沢朋子
- のどかの親友。
- 町田 君江
- 演 - 立原ちえみ
- のどかの親友。
- まこ
- 演 - 豊嶋摩古
- 吉本 淳
- 演 - 浪岡光浩
- 信之のゲイカップルとしての彼氏。しかし性知識がまったく無く手を繋ぐことしか知らない。先に性に目覚めた(異性に対して)信之を「裏切り者」と非難したこともあった。
その他
- 小田 信治
- 演 - 信実一徳
- パーラーマスター。
- 早野 圭子〈26〉
- 演 - 岡本広美
- シェイプアップ教室のインストラクター。スタイル抜群でお色気たっぷりの佐野倉和彦の愛人。
ゲスト
第2話
- 主婦
- 演 - ひづくりみちこ
- 若い女
- 演 - 藤みち子
第3話
- 飯塚英二
- 演 - 内藤典彦
- 森家の上の階に住んでおり森家のベランダに干した下着を釣竿を使って盗んでいた。最初は徹が疑われたが汚名をそそぐため徹がベランダに隠れて捕まえた。
- 英二の父
- 演 - 島村卓志
- 英二の母
- 演 - 磯部稲子
第5話
- ライブバンド
- 演 - C-C-B
- 正岡
- 演 - 大橋吾郎
- 理恵の恋人。
- チンピラ
- 演 - 伊藤康二
第6話
河合 由美 ()- 演 - 芹川絵奈
- 努のガールフレンド。大人の男性には陰毛が生えていることを父親を見て知っており、未発毛の努を悩ませる。
- チンピラ
- 演 - 吉江嘉成
第7話
- 酔漢
- 演 - 田辺清輝
第8話
- 女装の男たち
- 演 - 興松剛、井上智昭、岡本圭之輔、富田誠、浦野真彦
第9話
- 温泉の女客
- 演 - 聖ミカ、竹下ゆかり(共に第9話)
第10話
- 主婦
- 演 - 藤谷純
最終話
スタッフ
- 脚本:畑嶺明
- 音楽:城之内ミサ、C-C-B
- 企画:飯島敏宏
- プロデューサー:阿部祐三
- 演出:楠田泰之、松本健、赤羽博
- 演出補:飯塚正彦
- 技術:塚越捷
- カメラ:志村泰史
- 照明:倉本輝彦
- 音声:河合由行
- カラー調整:大和田謙一
- VTR編集:荒井悦治
- 音響効果:下城義行
- 美術:石田道昭
- 美術制作:丸山俊史
- 大道具:東宝舞台
- 建具:マエヤマ
- 装飾・小道具:東京美工
- 持道具:京阪商会
- 衣裳:岸靖彦(京都衣裳〔現:東宝コスチューム〕)
- メイク:倉本メ子(ユミ・ビュアクス)
- 植木装飾:アサヒ植木装飾
- 記録:増田由美
- 制作担当:大谷弘
- ファイティングコーディネーター:國井正廣、佐々木修平
- 協力:東通、緑山スタジオ・シティ
- 製作:TBS、木下プロダクション
テーマ曲
- 主題歌:「Romanticが止まらない」
- 作詞:松本隆 / 作曲:筒美京平 / 編曲:船山基紀 / 歌:C-C-B
- ドラマ主題歌選考ついては、前年(1984年)にヒットした連続ドラマ『うちの子にかぎって…』でチェッカーズの楽曲が主題歌と挿入歌に起用されて話題になったこともあり、局側では本作でも引き続き採用する意向で進めていた。しかし、作家陣の希望でC-C-Bが抜擢されたという経緯がある[1][信頼性要検証]。
- また、「一世風靡セピアに同ドラマの主題歌を、という話も進んでいたが、ドラマの内容と硬派を売りにしていた彼らのスタンスとマッチしないということで起用は白紙になりC-C-Bに依頼が舞い込んだ…」という経緯を、C-C-Bの音楽プロデューサーであり、筒美の実弟である渡辺忠孝は語っている[2]。
- 挿入歌:「嵐の伝説(レジェンド)」
- 作詞:森雪之丞 / 作曲:後藤次利 / 編曲:大谷和夫 / 歌:クラッシュギャルズ
サブタイトル
話数 | 放送日 | サブタイトル | 演出 | 視聴率[3] |
---|---|---|---|---|
第1話 | 1985年1月8日 | こんにちはポコチン | 楠田泰之 | 13.8% |
第2話 | 1985年1月15日 | おやじのSEX相談 | 14.0% | |
第3話 | 1985年1月22日 | パンツでデート | 松本健 | 16.9% |
第4話 | 1985年1月29日 | オッパイに乾杯 | 楠田泰之 | 16.9% |
第5話 | 1985年2月5日 | ロマンティックが止まらない | 松本健 | 18.6% |
第6話 | 1985年2月12日 | お医者さんごっこ | 赤羽博 | 18.5% |
第7話 | 1985年2月19日 | ちょっと初体験 | 楠田泰之 | 21.4% |
第8話 | 1985年2月26日 | さよならバージン | 19.5% | |
第9話 | 1985年3月5日 | もーれつキッス | 松本健 | 23.5% |
第10話 | 1985年3月12日 | おとーさんおかーさんに一言 | 赤羽博 | 20.2% |
第11話 | 1985年3月19日 | ABCどー思う | 楠田泰之 | 24.2% |
最終話 | 1985年3月26日 | 走れポコチン | 26.2% | |
平均視聴率19.5%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
注釈
- ^ パート1、2はDVD化もされている。
- ^ 特にキッズ・ウォーシリーズでは、主人公・茜の男勝りな性格や兄弟の部屋に勝手に入り込むなど行動の多くが本作ののどかのそれと一致する他、パート3以降では大人達の歓談場として茜の母親のパート先でもあるサンドイッチカフェが登場する。
- ^ 中山美穂が映画『ビー・バップ・ハイスクール』の撮影などで急激に過密スケジュールになり、止むを得ず撮影を遅らせることとなったため、パート2は12月放送開始になったことからの措置。大晦日に放送された第4話は、他局の大晦日特番の影響で極端に視聴率が低くなることを想定し、3話からストーリーの繋がりの薄い番外編的な内容になっている。
- ^ DVDやTBSチャンネルでの再放送ではごく一部差し替えられているものがある。
- ^ 伊豆に温泉旅行に行く回で、トランクスを着用している。
- ^ DVD-BOXのパッケージにもブリーフのイラストや写真カットを配していたが、パート2とパート3の中盤からは特に種類を換えた事情のくだりも無くトランクスに変更されている。パート2では、番組オリジナルキャラクターが背面(お尻側)に大きくプリントされたブリーフや、文字がプリントされたショーツ(女性エキストラが着用)という変わり種のデザインも登場した。
- ^ a b 第1シリーズでは「多摩市立南台中学校」の銘板が映し出されるシーンがあり、台詞からも徹らが受験をすることがわかり、私立の中高一貫校である光南学園は第2シリーズからの後付けの設定である可能性が高い。
- ^ 第2話のシャワー室の場面でも、マスコットキャラのモザイクが入る男子の全裸シーンがあり、後藤久美子の降板の一因になったと言われている。https://www.excite.co.jp/news/article/Cyzo_201811_post_182104/
出典
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