材料の構成式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/28 05:11 UTC 版)
電磁場の構成式
電磁気学における構成方程式は、電束密度 D と 電場の強度 E、及び、磁場の強度 H と磁束密度 B を関係付ける
である[2][3]。それぞれの方程式において二つの異なる物理量を関係付けている誘電分極 P と磁化 M が誘電体や磁性体の材料特性を表している。線型近似の下では
となり、各々の係数の電気感受率 χe と磁化率 χm が材料定数である。 力学的な構成方程式と比較すれば、誘電分極 P と磁化 M が歪みに対応し、外部電場 E と外部磁場 H(あるいは B)が応力と対応する量とみなすことができる。
- ^ 京谷孝史 著、非線形CAE協会 編『よくわかる連続体力学ノート』森北出版、2008年、211頁。ISBN 978-4-627-94811-2。
- ^ 北野 (2015)
- ^ Particle Data Group
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