材料の構成式 構成則の分類

材料の構成式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/28 05:11 UTC 版)

構成則の分類

以下、τせん断応力γせん断ひずみ·τ = dτ/dt をせん断応力速度、·γ = dγ/dt をせん断ひずみ速度とおく。

弾性体
フックの法則に従う最も一般的な固体の構成式である。G横弾性係数と呼ばれる。
粘性体
ニュートンの粘性法則に従う最も一般的な流体の構成式である。η粘性係数と呼ばれる。
塑性体
理想的な塑性体では、応力が常にせん断降伏応力 k という材料定数に一致する。

上記の3つはいわば理想体であり、実在する材料に近づけるために、これらを組み合わせて様々なモデルが考えられている。

弾塑性体
サンブナンの固体
硬化塑性体
, H : 定数
粘塑性体
ビンガムの固体ともいう。
粘弾性体
マックスウェルの固体
応力緩和を表す。
ケルビンの固体
弾性余効を表す。
弾粘塑性
弾性、粘性、塑性全ての性質を持つ。地盤のモデルとして使われることがある[要出典]

  1. ^ 京谷孝史 著、非線形CAE協会 編『よくわかる連続体力学ノート』森北出版、2008年、211頁。ISBN 978-4-627-94811-2 
  2. ^ 北野 (2015)
  3. ^ Particle Data Group





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