国家運輸安全委員会 国家運輸安全委員会の概要

国家運輸安全委員会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 04:46 UTC 版)

国家運輸安全委員会
National Transportation Safety Board
紋章とエンブレム
組織の概要
設立年月日1967年4月1日
継承前組織
管轄アメリカ合衆国連邦政府
本部所在地490 ランファン・プラザ英語版, SW, ワシントンD.C.
人員約400人(2014年)
年間予算1億600万米ドル(2013年)
行政官
  • ジェニファー・ホメンディ(委員長)
  • ブルース・ランズバーグ(副委員長)
ウェブサイトwww.ntsb.gov
NTSB本部

歴史

1967年、独立組織として設立された。当初はアメリカ運輸省と強く結びついていたが、1974年に成立した独立安全委員会法英語版(Independent Safety Board Act)の下で解消され、完全な独立機関となった。

任務

事故調査の対象は以下の通り。

  • 米国における民間航空機および事業用航空機の事故全て
  • 高速道路事故のうち、調査する必要があると認められるもの
  • 旅客を輸送する鉄道事故全て、および重大な鉄道事故(死者発生または損害額が大きいもの)
  • 全ての海難事故
  • 重大なパイプライン事故(死者発生または損害額が大きいもの)
  • 輸送中の危険物・有害廃棄物の漏洩・排出等全て
  • 自然環境により繰り返し発生する輸送機関事故のうち、調査する必要があると認められるもの

ただし、司法長官が犯罪に関連していると判断した事案については、調査を捜査機関に引き継ぐ事が出来るとされる。

また、下記項目も所掌する。

  • 米国が関係する航空事故への調査員派遣(全世界・米国製の機体による事故の場合で、主に現地の事故調査委員会への調査協力など)
  • 民間航空事故データベースの維持
  • 輸送の安全性に関する研究調査
  • 航空機操縦士(パイロット)、航空機関士整備士、船舶乗組員等のための裁判所

関連項目




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