加子母村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 04:08 UTC 版)
経済
産業
主な産業は、農業、畜産、林業、木工業など。農業は7月から10月にかけて収穫される夏秋トマト、飛騨牛の肥育では県内有数の産地でもある。また村内に豊富にある木材は昭和後期まで刷毛の柄の原料として使用され、加子母村の刷毛生産は全国供給量の7割にも達する時期があった。
村内で生産される質の良い檜は東濃ひのきとして建築材などで使用されている。この東濃ひのきを活用した建築業が盛んであり、村内の建築業者が県外へ出張し建築する産直住宅が有名である。また村内の国有林にある神宮備林は伊勢神宮の式年遷宮に使用される木材を供給してきたことで有名である。世界遺産でもある国宝姫路城で1956年(昭和31年)から8年間に渡って行われた解体修理の際にも、この国有林から切り出された心柱が使用された。
神社
- 森白山神社
- 牧水無神社
- 渡合水無神社
- 田屋春日神社
- 宮下水無神社
- 梅ノ木御嶽神社
- 井上劔神社
- 渡合若宮八幡神社
- 宮洞多賀神社
- 村上神明神社
- 禰宜屋下郷神社
- 吉金白山神社
寺院
- 法禅寺(曹洞宗)
教育
中学校
小学校
2005年以前に廃校となった学校
- 岐阜県立中津高等学校加子母分校(1974年廃校)
- 加子母村立加子母小学校北分校(1962年廃校)
- 加子母村立加子母小学校南分校(1962年廃校)
交通
鉄道
- 村内に鉄道路線なし
※国鉄下呂線(中津川〜下呂)が計画されたが、輸送量が見込めないため工事は凍結されその後計画廃止された。
バス
道路
- 高速道路
- 村内に高速道路はなし。
- 一般国道
- 主要地方道
- 村内に主要地方道はなし。
- 一般県道
道の駅
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 乙女渓谷
- 加子母のスギ(1924年(大正13年)国の天然記念物に指定)
- 大杉地蔵尊
- 加子母観音
- かしも明治座(岐阜県指定重要有形民俗文化財)
- 渡合温泉(3月下旬から11月までの期間限定の宿)
- 水無神社秋季大祭
- 護山神社奥社
- ^ (現・下呂市御厩野)
- ^ 必要時に必要分を切る 朝日新聞、ぐるり東海(4)【加子母通信】、2017年06月02日
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