六郷村 (愛知県西春日井郡) 沿革

六郷村 (愛知県西春日井郡)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/14 23:22 UTC 版)

沿革

江戸時代末期、この地域は尾張国春日井郡であり、尾張藩領、犬山藩領であった。

  • 1872年(明治5年)9月29日 - 愛知県区画章程により第三大区第二小区に所属。
  • 1876年(明治9年)8月21日 - 愛知県第三区の所属となる。
  • 1878年(明治11年)12月20日 - 郡区町村編制法の施行により、春日井郡に戻る。
  • 1880年(明治13年)2月5日 - 春日井郡が分割され西春日井郡の所属となる。
  • 1884年(明治17年)8月1日
    • 南部の4村(下飯田村、大曾根村、矢田村、大幸村)は鍋屋上野村とともに西春日井郡第5組を構成し、大曾根村字神戸に連合戸長役場が置かれた。
    • 北部の2村(山田村[注釈 1]、上飯田村)は田幡村、東志賀村、西志賀村とともに西春日井郡第3組を構成し、東志賀村に連合戸長役場が置かれた。
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行。大曾根村、大幸村、矢田村、山田村、上飯田村、下飯田村が合併し、六郷村となる。
  • 1912年(大正元年)11月 - 村内において株式会社農産銀行が設立される[1]。農産銀行は1922年(大正11年)12月大垣共立銀行に吸収されたため、以降は同行の大曽根支店として存続した[1]
  • 1921年(大正10年)8月22日 - 名古屋市に編入され、名古屋市東区の一部となる。
  • 1944年(昭和19年)2月11日 - 北区新設にともない、旧・六郷村のうち概ね中央本線より西側が北区となる。

教育

  • 村立六郷尋常高等小学校
    1873年(明治6年)に大壮義校として創立され、大曽根学校と改称の後、六郷尋常小学校となる。現在の名古屋市立六郷小学校。

公共交通機関

鉄道[注釈 2]


注釈

  1. ^ 1906年に成立した西春日井郡山田村(現・名古屋市西区山田町)とは異なる。
  2. ^ 上飯田駅も旧・六郷村内の駅であるが、開業は名古屋市に編入後の1931年昭和6年)である。
  3. ^ 1944休止、1956年廃止。

出典



「六郷村 (愛知県西春日井郡)」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「六郷村 (愛知県西春日井郡)」の関連用語

六郷村 (愛知県西春日井郡)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



六郷村 (愛知県西春日井郡)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの六郷村 (愛知県西春日井郡) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS