京都市営バス横大路営業所
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車両
1981年5月以降、シャーシは三菱自動車(現三菱ふそうトラック・バス)製に統一されていたが、2001年3月の民間委託開始以降、他の3メーカーの車両も他営業所から転属しており、現在では国産4メーカーすべて存在する。
車両は阪急バス委託に在籍しているワンステップバスの3両(2023年4月に烏丸より転属)を除き、ノンステップバスで統一されている。一時期大型車は短尺車を選択し、投入されていた。阪急バス委託、MKバス委託で分けられているが、双方で車両貸し出し、転属が行われることがある。
狭隘路線、不採算路線が多いことから、1987年以降、中型バスを本営業所路線に積極的に投入している。特殊な例として、エムケイからリース購入した中型バス(三菱ふそうKK-MJ27HL、20台)を均一路線専用で投入している。これは、エムケイが路線バス事業参入を目的として中型バスを購入したが、参入自体が中止となり、購入したバスが不要となったためである。詳しくは「エムケイ」の項参照のこと。
MKバス委託では日野ポンチョ、三菱ふそうエアロミディMEといった小型バスで運行されてきたが、近年は阪急バス委託より中型車両の転入、新車投入により、小型、中型車が混用されている。しかし臨南5、南8号系統は路線環境の都合上、原則として小型車で運行される。
低公害バスも積極的に投入しており、2020年4月現在、横大路営業所には以下のバスが所属している。天然ガスバスは2019年度をもって全廃となった。
- 日野LJG-HU8JLGP(2013年製、ノンステップ、電気式ハイブリッドバス ※3色LED式行先表示器) :4台
- 日野LNG-HU8JLGP(2015年製、ノンステップ、電気式ハイブリッドバス) :2台
過去の車両
- 日産ディーゼルKL-UA272KAM改(2001、2002年製、ノンステップ、天然ガスバス、富士重工業製車体):5台
- 三菱ふそうKL-MP37JK改(2003、2006年製、ノンステップ、天然ガスバス):計6台
- 日産ディーゼルKL-UA272KAM改(2004年製、ノンステップ、天然ガスバス、西日本車体工業製):3台
- ^ 市バス営業所の管理の受委託の受託者の選定について
- ^ a b c “【お知らせ】令和2年3月実施 市バス新ダイヤ” (PDF). 京都市交通局 (2020年2月8日). 2020年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月19日閲覧。
- ^ a b 『令和4年3月実施の市バス・地下鉄新ダイヤについて』(PDF)(プレスリリース)京都市交通局、2022年1月21日 。2022年6月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “令和6年6月実施の市バス新ダイヤ”. 京都市交通局 (2024年3月21日). 2024年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月4日閲覧。
- ^ “京阪淀駅 駅前広場の仮供用に伴う 市バスの乗り入れ及びダイヤ改正の実施について 〜 淀駅への市バス接続を強化。京阪電車との乗継もスムーズに。〜” (PDF). 京都市交通局. 2014年2月3日閲覧。
- ^ “市バス各系統の営業係数一覧表(平成26年度)” (PDF). 京都市交通局. 2015年11月2日閲覧。
- ^ “京都市バス時刻表:系統番号検索”. 京都市交通局 (2024年6月1日). 2024年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月9日閲覧。
- ^ ただし、書類上は旧83号系統の経路変更の形をとっている。
- ^ 四条通におけるバス交通に関する交通社会実験の実施について http://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000093259.html
- ^ 100円循環バスの停留所変更のお知らせ
- ^ a b c d 『【広報資料】平成30年3月実施の市バス新ダイヤについて~市バスの利便性向上と混雑緩和に向けて〜 より便利で、快適な市バスへ。』(PDF)(プレスリリース)京都市交通局、2018年1月26日 。2018年1月26日閲覧。
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