ロンドン橋落ちた
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/18 23:17 UTC 版)
遊び方
「関所遊び歌」の典型である。2人の子供が向かい合って手をつなぎ、腕を高く上げ、その中を他の子供が歌いながら通る。歌詞の「My fair Lady」のところで腕を上げていた2人が腕を下ろし、通っていた人を捕まえる。同じマザー・グースの「オレンジとレモン」と似た遊び方である。
アメリカでは、捕まえられた人は2つのグループに分けられる。そして、その2組で綱引きを行う[2]。
替え歌
映像外部リンク | |
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あたまかたひざポン - YouTube(出口たかし) | |
あたま かた ひざ ポン - YouTube(ボンボンアカデミー) |
「ロンドン橋落ちた」のメロディに乗せて「Head, Shoulders, Knees and Toes」と歌う替え歌がある(同じ歌詞で別の曲に乗せて歌うものもある)。日本においては高田三九三の訳詞による「あたま・かた・ひざ・ポン」が知られている。
脚注
参考文献
- J. Clark (2002). “London bridge archaeology of a nursery rhyme”. London Archaeologist 9: pp. 338-340.
- J. R. Hagland and B. Watson. (2005). “Fact or folklore: the Viking attack on London Bridge”. London Archaeologist 12: pp. 328-333.
- I. Opie and P. Opie (1951). The Oxford Dictionary of Nursery Rhymes. Oxford University Press. ISBN 978-0198691112
- 合田道人『案外知らずに歌ってた童謡の謎』祥伝社、2002年。ISBN 978-4396611460。
- 鈴木一博『マザー・グースの誕生』社会思想社、1986年。ISBN 978-4390111805。
- 出口保夫『ロンドン橋物語』東書選書、1992年。ISBN 978-4487722235。
- W.S.ベアリングールド、C.ベアリングールド『完訳 マザーグース』石川澄子解説と注、鳥影社、2003年。ISBN 978-4886297877。
- 薬師川虹一・豊田恵美子『マザー・グースの英詩の魅力』北星堂書店、1990年。ISBN 978-4590008639。
- 吉竹迪夫『訳詩と解説 まざー・ぐーす(上巻)』中教出版、1976年。
- 『マザー・グース事典』渡辺茂編、北星堂書店、1986年。ISBN 978-4590007458。
- ^ Opie(1951) pp.270-271
- ^ a b 吉竹(1976) p.291
- ^ 鷲津名都江、『ようこそ「マザーグース」の世界へ』、p.40、日本放送出版協会、2007年1月20日初版、ISBN 978-4-14-084215-7
- ^ Opie(1951) pp.272-273
- ^ 出口(1992) p.131
- ^ 鈴木(1986) pp.22-24
- ^ a b c Opie(1951) p.272
- ^ 渡辺(1986)
- ^ 平野敬一、『マザー・グースの唄』、p.85、中公新書275、1972年1月25日初版、ISBN 978-4-12-100275-4
- ^ 薬師川・豊田(1990) p.108
- ^ Gibson, Michael (1972). The Vikings. London: Wayland. pp. 73. ISBN 0853401640
- ^ a b c Clark(2002) pp.338-340
- ^ ヘイムスクリングラ原文は http://is.wikisource.org/wiki/Heimskringla/%C3%93lafs_saga_helga/13
- ^ Hagland and Watson(2005) pp.328-333
- ^ Opie(1951) pp.275-276
- ^ 薬師川・豊田(1990) p.107
- ^ 合田(2002) pp.133-134
- ^ a b 出口(1992) pp.128-137
- ^ a b 合田(2002) pp.126-138
- ^ a b Opie(1951) p.276
- ^ 鈴木(1986) pp.24-25
- ^ a b 吉竹(1976) p.294
- ^ 竹友藻風の訳によった。
- ^ ベアリングールド(2003) p.544
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