ロンドン・エレクトリシティ ロンドン・エレクトリシティの概要

ロンドン・エレクトリシティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/03 08:02 UTC 版)

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ロンドン・エレクトリシティ
基本情報
出身地 イギリス ロンドン
ジャンル ドラムンベース[1]
ジャングル[1]
リキッド・ファンク
ジャズステップ
ブレイクビーツ
アシッド・ジャズ
活動期間 1999年-
レーベル ホスピタル・レコード
公式サイト londonelektricity.com
メンバー トニー・コールマン
旧メンバー クリス・ゴス(プロダクション、キーボード)
リアン・キャロル(ボーカル、キーボード)
ジャングル・ドラマー(ドラムス)
アンディ・ウォーターワース(ベース)
ランドスライド(ドラムパッド)
ロバート・オーウェンズ(ボーカル)
スタミナMC(ラップ)
SP MC(ラップ)
MC ウレック(ラップ)

歴史

ロンドン・エレクトリシティはトニー・コールマンとクリス・ゴスのふたりからはじまった。コールマンとゴスのふたりはロンドン・エレクトリシティが所属するホスピタル・レコードというレーベルの創立者である。

1999年にホスピタル・レコードからデビュー・アルバムの「プル・ザ・プラグ」が発売された。ダブル・ベース、エレキ・ギター、ブラス・セクション、フルート、弦楽器などの生音が使用され、ジャズシンガーのリアン・キャロルが2曲でボーカルを務めている。本質的にはスタジオワークであり、トニー・コールマンとクリス・ゴスの共同制作である。

2002年にはゴスがホスピタル・レコードの経営に集中するためにグループを離脱し、コールマンのソロプロジェクトに変化した。2003年には3作目の「ビリオン・ダラー・グレイヴィ」が発売された。アルバム製作過程で関わった「アンディ・ウォーターワース」、「ランドスライド」、「MC ウレック」、「ジャングル・ドラマー」、「リアン・キャロル」、「ロバート・オーウェンズ」などのセッション・ミュージシャンを巻き込んでバンド形態でライブを行った[2]。2004年には「ライブ・グレイヴィ」というタイトルのライブDVDが発売された。

2005年に5作目「パワーバラッズ」を発売。今作はアルバム自体をライブバンドと同じ編成で制作しており、これまで以上に生音やボーカルを多用したアルバムに仕上がっている。今作は評価され、リアン・キャロルはBBCのジャズアワード2005の最優秀賞を受賞し、ソロジャズシンガーとしてのキャリアを追及することになった。2006年にはライブに関わったアーティストと一緒に作った5作目の「メディカル・ヒストリー」が発売された。レーベルのポッドキャストが開始され、ホスピタル・レコードと契約したロジスティクスなどの特別ゲストも巻き込んで行われている。2008年9月に6作目の「シンコペイト・シティ」が発売された。

2011年4月には7作目「ヤイクス!」が発売。日本版には「METEORITES」を元にAMWEを迎えて制作された「ロンドンは夜8時 (LON 8PM ⇄ TYO 4AM)」が収録されており、非常に好評を得てこの曲のみを題材としたリミックス集が配信されるまでに至る。

影響

Myspaceの公式ページによるとトニー・コールマンは影響を受けたアーティストとしてトーキング・ヘッズフェラ・クティクラフトワークブライアン・イーノレッド・ツェッペリンやその他多数を挙げており、影響を受けたジャンルとしてジャズソウル・ミュージックラテン・ミュージックダブロックパンクを挙げている[3]。彼の曲の中でも「Rewind」、「Attack Ships on Fire」、「South Eastern Dream」、「Do You Believe」、「Main Ingredient」、「Remember the Future」、「Round the Corner」、「Song in the Key of Knife」などでそれが顕著である。




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