リード線 リード線の概要

リード線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/11 19:42 UTC 版)

各種リード線。電子部品の電極に接続されている金属線や、離れた二か所を電気的に接続するためのビニル線、すずめっき線などがリード線と呼ばれている。

リード線は、電気回路を構成する導体で、電子部品間で電気信号や電気エネルギーを伝える役割を果たす。あくまで回路内の配線の呼称であり、回路同士を結ぶものや大型の送電線などはリード線と呼ばれない。

回路図では、リード線は通常抽象化されて表されるが、実装においては実体のある物として配置される。超伝導が起こるような場合を除き、微小ながら電気抵抗を持つ。大電流が流れる回路では抵抗値が無視できなくなる。特に高周波回路では、リード線はリアクタンスを持つ電気素子として扱う事もある。配線方法を工夫する事により、リアクタンスの影響を軽減する事ができる。




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