ラスター (企業) ラスター (企業)の概要

ラスター (企業)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 06:43 UTC 版)

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株式会社ラスター
Luster Incorporated
種類 株式会社
本社所在地 日本
東京都大田区蒲田三丁目23番8号
設立 1974年11月
法人番号 1010801022380
事業内容 アミューズメント機器の企画・製造・販売
代表者 社長 エイモス佳実
資本金 5500万円
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概要

前身(初代)は興進産業株式会社。1号機の時代から活動し、デートラインシリーズが有名。テーブル方式を採用したリーチ目主体のゲーム性が特徴。しかし裏モノ連チャン機が蔓延する1991年に発表した「デートライン銀河II」は貯金方式による裏モノの過激なゲーム性が有名[1]。当初は遊技場事業も手掛けていたが、バブル期における不動産投資に失敗し、バブル崩壊に伴い遊技場事業から撤退[2]

4号機「リッチマン4」を発表後、テクノコーシン株式会社へと社名変更。以後、その時代の流行を反映しつつ「キワメ」、「ミコシ」、「ガンダム」シリーズ等個性的機種を多数発表する。

ユニバーサル販売(現:ユニバーサルエンターテインメント)の「クランキーコンドル」発売以後技術介入主体の時代には、ビッグボーナス中のリプレイはずしによるメダル獲得数の差を特徴とした機種を多く輩出したが、サミーの爆裂AT機「獣王」に始まるAT機全盛時代になると個性的かつ過激なAT機を多数発表。全般として玄人好みの技量による差異が出やすい機種と、極端な仕様が多く一部にマニアな人気を得た。

旧ラスター陣営はテクノコーシン陣営より経営権取得後、初機種「クロヒョウ」を皮切りに数機種を発表しているが、2011年創業者一族の二代目によるオーナーシップ返還命令と共に自らが全株式を買収取得。[要出典] 初機種「メガミリオネア」を2012年7月発表。また、2003年発売の「ガンダム」はテクノコーシン陣営発表機種となっている。[要出典]初代オーナー河田智雄は代表取締役会長に復帰後、名誉会長職へ勇退していた。

「メガミリオネア」発売以降も販売不振が続き、2013年3月29日には販売子会社の株式会社ラスター販売を解散して組織再編を図ったが、販売先のウィンネットテクノロジー株式会社が2014年6月23日に東京地裁から破産手続開始決定を受けたことで販路がさらに縮小したため、2014年7月に事業を停止、2014年12月3日に東京地裁より破産手続開始決定を受けた[2]。2017年5月11日に破産手続結了決定を受けたと同時に法人格が消滅した[3]

機種一覧

3号機以前(主要機種)

  • 1986年 - デートライン (1号機)
  • 1987年 - デートライン21 (1.5号機)
  • 1989年 - デートライン銀河 (2-2号機)
  • 1991年 - デートライン銀河II (3-1号機)

4号機(主要機種)

  • 1998年 - デートラインテラ3(テクノコーシンに社名変更後初機種)
  • 1999年 - 温泉天国
  • 2000年 - 月夜の鷹姫
  • 2001年 - ダブルインパクト(初のAT機)
  • 2002年 - キワメミコシMSガンダム、ニューデートライン銀河(初のストック機)
  • 2003年 - 破壊王ガンダム(テクノコーシン陣営機種)、クロヒョウ(旧ラスター陣営初機種)
  • 2005年 - レッドセブン-30

5号機(主要機種)

機種名 発売年月 備考
竹中直人のパチスロ太閤記 2006年9月 旧ラスター陣営初5号機
サクスロ 2007年1月
ワイルド7 2007年4月
ザ・ドゥーナッツのトンdeピース 2007年9月
まぁさん 2008年1月
ご~るでんし~さ~ 2008年7月
パンダーゼット 2008年11月
ぶっちゃけはっちゃけ大奥浪漫 2009年6月
ワイルドキャッツ 2010年8月 アークテクニコ製3号機のリメイク
メガミリオネア 2012年7月 二代目陣営初5号機。
メガミリオネア ヴィーナスヴァージョン 2013年2月 メガミリオネアのスペック違い。

  1. ^ いわゆる裏モノはメーカーとは無関係
  2. ^ a b TSR速報 (株)ラスター東京商工リサーチ 2014年12月11日
  3. ^ 株式会社ラスター国税庁法人番号公表サイト


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