ボールドイーグル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/24 01:42 UTC 版)
引退後
1960年のシーズンをもって引退し、引退後はケンタッキー州パリのクレイボーンファームで種牡馬となった。しかし送りだしたステークス競走勝ち馬は12頭と少なく、成功とは呼べない成績であった。
ボールドイーグルの産駒の中でもっとも顕著な成績を残した馬に、1969年生まれの牝馬サンサンがいる。同馬はフランスで競走馬となり、1972年にヴェルメイユ賞に優勝し、さらに同年の凱旋門賞を制した。後継の種牡馬などは出なかったが、母の父としてブリーダーズカップ・ジュヴェナイル優勝馬のカポウティを出しており、同馬を通してその血脈は現代に遺されている。
1971年にフランスへと輸出され、1977年に同地で死亡した。
評価
主な勝鞍
※当時はグレード制・グループ制ともに未導入
- 1957年(2歳) 1戦1勝
- デュークオブエジンバラステークス
- 1958年(3歳) 6戦2勝
- ダンテステークス、クレイヴァンステークス
- 1959年(4歳) 11戦4勝
- サバーバンハンデキャップ、ギャラントフォックスハンデキャップ、サラトガハンデキャップ、ワシントンDCインターナショナル
- 2着 - アケダクトハンデキャップ、マンハッタンハンデキャップ
- 1960年(5歳) 11戦5勝
- ガルフストリームパークハンデキャップ、メトロポリタンハンデキャップ、ワイドナーハンデキャップ、アケダクトハンデキャップ、ワシントンDCインターナショナル(連覇)
- 2着 - マクレナンハンデキャップ
年度代表馬
- 1960年 - アメリカ最優秀古牡馬
表彰
- 1999年 - ブラッド・ホース誌の選ぶ20世紀のアメリカ名馬100選において、第74位に選ばれる。
血統表
ボールドイーグルの血統(ナスルーラ系 / Spearmint 5x5=6.25%) | (血統表の出典) | |||
父 Nasrullah 1940 鹿毛 イギリス |
父の父 Nearco1935 青鹿毛 イタリア |
Pharos | Phalaris | |
Scapa Flow | ||||
Nogara | Havresac | |||
Catnip | ||||
父の母 Mumtaz Begum1932 鹿毛 フランス |
Blenheim | Blandford | ||
Malva | ||||
Mumtaz Mahal | The Tetrarch | |||
Lady Josephine | ||||
母 Siama 1947 鹿毛 アメリカ |
Tiger 1935 青鹿毛 アメリカ |
Bull Dog | Teddy | |
Plucky Liege | ||||
Starless Moment | North Star | |||
Breathless Moment | ||||
母の母 China Face1940 鹿毛 アメリカ |
Display | Fair Play | ||
Cicuta | ||||
Sweepilla | Sweep | |||
Camilla S. F-No.4-m |
固有名詞の分類
サラブレッド |
マンノウォー エアシャカール ボールドイーグル スズパレード アイリッシュリヴァー |
アメリカ合衆国生産の競走馬 |
タウィー マンノウォー ボールドイーグル スペクタキュラービッド ノービズライクショービズ |
アメリカ合衆国調教の競走馬 |
タウィー マンノウォー ボールドイーグル スペクタキュラービッド ノービズライクショービズ |
イギリス調教の競走馬 |
ミルリーフ ディスタントミュージック ボールドイーグル ラモンティ デザートオーキッド |
1955年生 (競走馬) |
ガーネツト オータジマ ボールドイーグル シュンエイ ダイゴホマレ |
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