ビーファイターカブト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/13 06:03 UTC 版)
ビーファイターの装備
前作から登場の初代ビーファイターの装備については、重甲ビーファイター#ビーファイターの装備・戦力を参照。
ネオインセクトアーマー
初代ビーファイターが使用していたインセクトアーマーをベースにしてコスモアカデミアが開発した次世代アーマー[26]。人間と一体化することで起動する外骨格生体甲冑であり[27]、キチンを元に作られた疑似甲殻細胞にチタン、タングステンなどの金属イオンを吸着させ、特殊硬化させたインセクタイト・マテリアルに、ジルコニューム、珪素をコーティングして強度を高めたネオインセクタイトが外装甲として用いられている。
動力源はアーマー肩部のグリッドから吸収した大気中のイオンエネルギーが内部でプラズマ化して使用されている。
ヘルメットが着脱可能なものとなっているが、実際の描写は第1話でのカブトのみ。
追加戦士が使用するのは、コスモアカデミアの各支部が開発したプロトタイプアーマーに、異次元から飛来した4つのインセクトメダルに秘められた昆虫の精を注入して完成させたネオインセクトアーマーTYPE-IIである[26][13]。
- 甲虫と甲冑のキャラクターイメージで、馬上の騎士の動きが取り入れられた戦法となっている[28]。
変身アイテム
- コマンドボイサー
- ネオインセクトアーマーを装着するための変身アイテム[26]。下部のスロットにインプットカードを挿入し、音声コードを入力することで、超重甲、ネオビートマシン、ロードビートルの発進などを行う。ネオインセクトアーマーは内部に縮小圧縮されて封入されており、超重甲コードを入力すると声紋識別装置で着用者かどうかを確認し[26]、展開した角が空気中のイオンエネルギーを吸収。アーマーは元のサイズに膨張し、0.1 - 0.15秒で着用者の体を包む。戦闘後は内部でアーマーを自動的に修理する。通信機としても使用可能。ジャドーマザーラ打倒後、光の意思の力によって消滅した。
- 前作『重甲ビーファイター』のビーコマンダーは四角であったが、こちらはより虫の形に寄せている[15]。インプットカードのデザインイメージは、クレジットカードやSF映画の主人公が使用する認証カード[6]。
- インプットカードは『特警ウインスペクター』の「DXウインスコード」に付属していた「SPカード」がギミック発動用のものしか商品化されなかったため、そのリベンジの意味合いとして変身にカードを使用することとなった[6]。
- 変身ポーズは顔の右側に両手でコマンドボイサーを掲げ、口元に近づけているものだが、このポーズは玩具が音声を上手く認識できるものであり、ギミックを説明された東映が考案したものである[6]。
- インセクトコマンダー[注釈 15]
- 追加戦士が使用する新型の変身アイテム[15]。機能はコマンドボイサーとほぼ同一だが、下部のパーツがクリアレッドとなっていたり、インプットカード挿入時に展開する角が共通のカバーに置き換わっているなど、外見デザインには差異が見られる。最終決戦において、追加戦士4名のコマンダーが戦地に現れたガイストアックスに宿り、クワガタイタンを復活させ、召喚するためのエネルギーとなった。
ビーファイターの標準装備
- インプットカードガン
- カブト、クワガー、テントウが右太股のホルスターに携行している多機能銃[29]。マガジンから取り出したインプットカードをスロットに差し込むことで様々な弾を打つことができる。劇中では以下のカードが使用された。
- アタックビーム(インプットカードIC-01 / ATTACK BEAM)[29][15]
- 破壊光線。
- ファイヤービーム(インプットカードIC-02 / FIRE BEAM)[29][15]
- 高熱の火炎弾。
- ジャミングビーム(インプットカードIC-03 / JAMMING BEAM)[29][15]
- 超音波弾。主に離脱時に使用。
- ニードルレーザー(インプットカードIC-04 / NEEDLE BEAM)[29][15]
- 針状の光線を連発する。
- セメントビーム(インプットカードIC-05 / CEMENT BEAM)[29][15]
- 敵を固めるセメント弾。
- コールドレーザー(インプットカードIC-06 / COLD LASER)[29][15]
- 冷凍ガス。
- トルネードシャワー(IC-07)
- 消火弾。
フィニッシュウェポン
カブト、クワガー、テントウの個人武装。初代ビーファイターのスティンガーウェポン同様にアーマーの背面に収納されており[12]、背面に右手を翳すことで手元に出現する。
複数人のフィニッシュウェポンをクロスさせることで、エレクトリックショックウェーブ[12]という最大100万ボルトの電撃を放つことが可能。
- カブトランサー
- カブト用フィニッシュウェポン[12]。両端に矛状の刃が付いた槍。特殊合金ネオインセクタイト製で厚さ50センチメートルの鉄板も切り裂く[12]。
- イオンエネルギーを刃に流し込むと1秒間に5万回の超振動を発生させ、厚さ2メートルの鉄塊も切断する[12]。超振動させたランサーを高速で振り回して真空状態でプラズマを集め相手を横に斬り倒すライナーブラスト[12]、ロードカブトに乗ったままランサーを前に突き出して突撃するキャバリアーランサー[12][注釈 16]といった必殺技を放つ。
- 玩具では刃自体が柔らかいPP樹脂で出来ており、刃の内側を抜くことでよりしなるようになっているなど安全性を意識したデザインになっており、後年の『百獣戦隊ガオレンジャー』の百獣剣などでもその手法が使われている[15]。
- クワガーチョッパー
- クワガー用フィニッシュウェポン[16]。先端にダイヤモンドコーティングされた超金属ネオインセクタイト製の鋏状アームが付いた槍[16]。
- 直径50センチメートルの鉄棒やセラミック柱も切り裂くほか、敵をアームで抱え上げて投げ飛ばすという戦法を取ることができる[16]。アームを超振動させて衝撃波を発生させ、重力波を加えて振り下ろすグラビティクラッシュという必殺技を放つ[16]。
- テントウスピアー
- テントウ用フィニッシュウェポン[17]。両端に四つ又の刃が付いた槍。ネオインセクタイト製で厚さ40センチメートルの鉄板も貫通する[17]。
- イオンエネルギーを刃に集めると刃先から破壊波を発生し、厚さ2mの鋼鉄板も貫く。刃先の超振動フィールドからエネルギーを放出したスピアーで斜め上に2連続で斬り上げるクロスウェイスライサーという必殺技を放つ[17]。
ビートアームズ
海外のコスモアカデミアで開発された武器。最初はアゲハ以外の追加戦士が所持していたが日本チームに託された。
- トンボウガン
- トンボを模した加速電子高速銃[19]。
- 両サイドの羽を展開させて、空気中のイオンエネルギーを取り込んで加速させて、高速電子ビームとして放つことが出来る。4 - 5秒の連射で大型戦車をも蜂の巣にする威力を持つ[19]。
- インプットカードガンを後部に合体させることでより強力なビームライフルとして使用することができる[29]。
- 第28話でヤンマが唯一の武器として初使用し、第29話でヤンマがカブトに授けたが、元の持ち主であるマック/ヤンマの登場回で彼が再び使用することも何度かあった。
- ブライトポインター
- ホタルを模した特殊パラライザー[21]。
- 先端の超光粒子集約レンズから敵の目をくらます閃光・ブライトフラッシュやネオインセクトアーマー修復光線・メンテナンスレイを放ち[21]、麻酔銃としても使える。
- インプットカードガンの上部に合体させることで破壊力のある光弾・インパクトフラッシュ[21]や光のバリア光線・フラッシュバリアを放つことが出来る。
- 第30話から登場し、ゲンジがテントウに授けた。
- 玩具ではインプットカードガンとの合体は、固定がゆるく、不安定になるため、推奨されていない[15]。
- セミッションマガジン
- セミを模した弾倉型ビートアームズ。
- ネイチャーエナジーカード(炎、水、光、雷、嵐、地の6種)が綴られており[22][注釈 17]、その中から1枚を引き出した状態でインプットカードガン後部に挿すとカードに応じた自然現象を操る攻撃を放つことができる[29]。
- ブライトポインターと一緒にインプットカードガンに合体させれば、メンテナンスレイの強化版リバイタルウェーブを放ち、あらゆるネオインセクトアーマーの異常を修復出来る。
- 第31話から登場し、ミンがクワガーに授けた。
- モチーフは単語帳で、複数のカードを無くす可能性があったことからくっつけるというコンセプトとなった[15]。
- インプットライフル
- インプットカードガンと全てのビートアームズが合体した必殺ビームライフル。
- インプットカードガンの20倍の威力を誇り、20キロメートル先の標的も捉える[29]。
- 第31話から登場し、その威力から火器制御に優れたカブトの事実上の専用武器となっており、カブトはこの銃を用いて、カブトニックバスターを放つ[29]。
- ミスティ・ホーンとの戦いでは病み上がりのカブトに代わり、クワガーがヤンマとミンの補助を得てのクワガティックバスターを放った。
追加戦士の武器・技
- トンボウガン
- 詳細は「#トンボウガン」を参照
- スピニングボンバー[19]
- ヤンマの得意技。時速200キロで[要出典]敵に突進して放つコークスクリューパンチ[19]。厚さ1mの鉄板も貫く。
- ドラゴンフライング[19]
- ヤンマの得意技。腕を広げ、高速回転しながら敵に体当たりする。
- ライトニングキャノン[21]
- ゲンジが右腕に装着して使う大型砲[21]。爆裂球弾、6,000度の高熱で敵を溶かす溶融光弾、暗闇を30分間昼間のように照らす照明弾、煙幕弾などのライトニングカプセルを装填して発射する[21]。
- マックスフラッシャー[21]
- ゲンジが両腕から放つ目くらまし光。
- ソニックプレッシャー[22]
- ミンの胸の装甲に内蔵された、超音波破壊砲。敵の脳波を混乱させ、一点に絞れば小山をも破壊する威力。
- リンガーソード[22]
- ミンが使う二刀流の剣[22]。イオンエネルギーを流し込むことで、1秒間に10億回の振動を発生させ、厚さ1メートルの鉄塊も切り刻む[22]。
- ルーザーアロー[22]
- ミンが触角状の角から発するエネルギーレーザー[22]。
- ブルームキャノン[23]
- アゲハが使う大型拡散ビームバズーカ[23]。インプットカード(FLOWER WEAPON / BLOOM CANNON)をインセクトコマンダーに挿入して出現させる。威力はインプットカードガンの3倍[23]。ビームシャワー[23]を放ち半径20メートル以内の敵を倒すほか、砲口の花びら状の飾りを展開させると、必殺ビームマキシムブラスト[23]を放つことができる。
初代ビーファイターの新装備・新技
- 超高周波発生装置
- コスモアカデミアニューヨーク本部で開発された大型砲。ダーグリフォンの放つ闇の波動=超低周波に対抗した。
- ソニックフラップ・光の波動
- 3人のインセクトアーマーに強化プログラムをセットした合体技。3人のアーマーのエネルギーを光の波動に変えて放出し、ダーグリフォンの闇の波動を打ち消したが、代償で3人のビーコマンダー・インセクトアーマーも消滅した。
光の意思が生み出した武器
- インセクトメダル
- 昆虫の精の結晶体とも呼べる8枚の金色のメダル。
- ジャマール壊滅時の影響で生じた次元の亀裂からトンボ・ホタル・セミ・アゲハチョウのメダルが地球に飛来すると、回収したコスモアカデミアにトップシークレットとして研究され、追加戦士の誕生にも繋がった。
- 5年後の本編中盤において、再び生じた次元の亀裂からサソリ・ムカデ・カマキリ・ハチのメダルが地球に飛来すると、ビーファイターとの争奪戦を制したメルザード一族の手に渡り、ビークラッシャーの誕生にも繋がってしまった。
- そしてカブテリオスの力を巡って勃発した2度目の争奪戦において、最終的に全メダルがビーファイターの手に渡る。
- アストラルセイバー
- 琥珀色の球体の中にビッグビートルモードのカブテリオスが封印されている鞘付きの神秘の短剣[30]。
- 柄の部分にはインセクトメダル8枚を収めるスペースがある。武器としても使用可能であり、光線も発射。インセクトメダルを持たずに触れた者には衝撃波が放たれてしまう。
- 第33話でアゲハがカブトに授け、第34話でデスコーピオンに奪われてしまうが、第35話で奪還し、完成させた。ジャドーマザーラ打倒後、光の意思の力によって消滅した。
- 玩具での商品名は「甲神封印剣アストラルセイバー」。
- 魔性の斧ガイストアックス[31]
- クワガタイタンが封印されている5枚刃の斧。
- アストラルセイバーとは異なり、インセクトメダルは必要としない。
- 第37話でメルザードが作った次元の裂け目の向こう側に赴いたビークラッシャーが入手。デスコーピオンが所持者となる。第42話でクワガタイタンが敗北した際、宇宙の彼方へと飛び去ったが最終回で再び地球に現れ、追加戦士4名のインセクトコマンダーを取り入れ、クワガタイタンは本来の光の超巨大兵として復活し、クワガーが所持者となった。ジャドーマザーラ打倒後、光の意思の力によって消滅した。
- デザインは岡本英郎が担当[31]。
メカニック
前作から登場の初代ビーファイターのメカニックについては、重甲ビーファイター#メカニックを参照。
- ビートルベース
- コスモアカデミア日本支部兼ビーファイターの基地[32]。所在地は極秘であり、昆虫の自己防衛機能を用いたジャミング機能を有する[32]。
- 上部のAハッチからステルスジャイロ、前面右側のBハッチからクワガタンク、前面左側のCハッチからカブトロンが発進する[25]。
- 第48話でデズル、ドード、キルマンティス、ビーザックの4名が、コスモアカデミアを壊滅させようと本基地に侵入。キルマンティスとビーザックは自爆して、ネオビートマシンを破壊し、デズルは小山内に化けて全コスモアカデミア支部の時限爆破プログラムを起動させたが、本物の小山内によって日本以外の支部の爆破プログラムは阻止。結果的に本基地は爆破してしまったが、小山内は地下シェルターで助かっている。
- ネオビートマシン
- 初代ビーファイターのビートマシンの強化型として開発されたコスモアカデミア製の巨大マシン。第3話で初登場。
- 第48話において、キルマンティスとビーザックの自爆で失われてしまう。
- カブトロン
- カブトのネオビートマシンであるカブトムシ型可変戦闘6輪装甲車[32][15]。インプットカード(KABUTORON)を使用して発進させる。大型戦艦2隻分の出力を持つほか、翼を展開してフライトモードとなり、短時間ながらマッハ5での飛行も可能[32]。
- 武器は2門のビームキャノン、角から発射する、小さな山を粉々にする威力を持つカブトシューター[32]など。
- 車体がポップアップした格闘戦形態のバトルフォーメーション(バトルモード[15])にも変形でき、ダイヤの5倍の硬度を持つ角で敵を突き上げるホーンスラスターが使えるようになる[32]。
- クワガタンク
- クワガーのネオビートマシンであるクワガタ型可変戦車[15]。インプットカード(KUWAGATANK)を使用して発進させる。
- 武器は6門のビームキャノン[32]、角から発射するクワガーキャノン[32]など。
- 格闘戦形態のバトルフォーメーション(バトルモード[15])にも変形でき、角を発射して敵を捕らえ、岩に叩きつけた後、機体と角をつなぐ特殊金属製ロッドを通して敵に電流を浴びせるシュートシザースが使えるようになる[32]。
- ステルスジャイロ
- テントウのネオビートマシンであるテントウムシ型ジャイロプレーン[32](高速戦闘ヘリ[15])。インプットカード(STEALTHGYRO)を使用して発進させる。
- 武器は2門のビームキャノンから放つステルスブラスター[32]。バトルフォーメーションへの変形機能はないが、可動した両翼のキャリアハンドにカブトロン、クワガタンクを連結したジョイントフォーメーション[15][注釈 18]で空輸できる[32]。
- ロードビートル
- ビーファイターが乗る特殊バイク[12]。第1話ではロードクワガーのインプットカードが登場するが、ロードカブトとロードテントウのインプットカードは登場していない[33]。スーパーハイドローリックエンジンやオートバランサー、2門のビームキャノンを装備している。
- 前作にはない要素として大型バイクを登場させることとなった[15]。
- ロードカブト
- カブトが乗る。固有の武器は2連装大型ビームランチャー[12]。
- ロードクワガー
- クワガーが乗る。固有の武器は衝撃波発生装置となっているカウル部のクワガタ型アーム[16]。
- ロードテントウ
- テントウが乗る。固有の武器はパルスビームマシンガン[17]。
- オサナイオー
- 第13話に登場。ロードビートルの試作型[24]。正式名称は「OSANAI-OU」で、「アクセル連動自動覚醒運行機能搭載試作ゼロ号」を意味する「Operating system of Self-Awake Navigation with Accelerate-I nter face-set-in O(zero)-Unit」の略。通常はアメリカンバイク(ベースはスズキ・サベージ)[要出典]だが、高速走行が可能なスーパーモード(ベースはスズキ・RF400R)[要出典]に変形できる。残像を発しながら超スピードで移動する「オサナイオー・シルエットミラージュ」が主な技。スーパーモードではエネルギーの消耗が早いのが弱点。ロードビートルが完成してからは小山内の趣味の愛車となっている。
- スペック
名称 全長 全幅 総重量 スピード カブトロン 7.8 m 4.5 m 3.2 t 450[32] - 600 km/h
マッハ5(飛行)[32]クワガタンク 8.0 m 4.5 m 5.0 t 250 - 300 km/h[32] ステルスジャイロ 6.5 m 10 m 3.2 t マッハ3.8[32] ロードビートル 3.3 m 1.3 m 0.35 t 200 km/h[12]
注釈
- ^ 当時バンダイの担当者であった野中剛は、ヒット作の2年目であるため成績を落とせないというプレッシャーからキャラクターを次々に投入する手法を選択したと証言している[5]。当初は敵味方合わせて10人ぐらいのイメージであったが、新ヒーローを大量に出すのは大変であったことから、個々のキャラクターを立たせたり、ドラマの盛り上がりを考慮に入れた作劇上の都合から、ゲストで先輩ビーファイターを出し、1人ずつ新戦士を登場させることとなった[6]。
- ^ 『超人機メタルダー』や『世界忍者戦ジライヤ』のような多人数キャラというコンセプトで進めていたわけではなく、結果的に時代へのフィッティングが出来てしまった「そうなった」作品であったという[6]。
- ^ 書籍『メタルヒーロー怪人デザイン大鑑 奇怪千蛮』では、ビークラッシャーの方向性を汲んで次作『ビーロボカブタック』では敵キャラクターがレギュラー化したと記述している[7]。
- ^ 次作『ビーロボカブタック』がカブトムシをモチーフとしているのはその名残りであるという[6]。
- ^ 本作品のビデオソフト版にもそのD-2デジタルVTRマスターが原版として使用されているが、後年リリースされたDVDでは全話フィルム原版からのリマスターが使用されている。
- ^ 全編がステレオ放送になるのは次作『ビーロボカブタック』からである。
- ^ 後に18歳。
- ^ 「僕」と言う場合もある。
- ^ 第6話から3年生。
- ^ 盛大にアラームが鳴り、皆の注目を集めた。その際甲平は「妹にポケベル持たされちゃって」とごまかしていた。
- ^ 学校関係者の前では犠牲を出しても超重甲しなかったこともあれば学園祭で招聘されたアイドルの前では躊躇いもなく即超重甲したことがある。
- ^ ラストの卒業式のシーンでは、甲平を落第させる案も考えてられていた[14]。
- ^ 当初はペルー人という設定を意識して黒いメイクを施していたが、手間がかかることから次第にナチュラルメイクになっていった[20]。
- ^ 第6話から2年生。
- ^ 劇中ではコマンドボイサーと呼称されたこともあり、書籍によってはこちらに準じている[26][15]。
- ^ 演出のイメージは馬上槍試合[15]。
- ^ 光、嵐、地は劇中未使用。
- ^ 当初は『ウルトラセブン』のウルトラホークのように前後で3台のビークルが連結する合体案もあったが、最終的にシンプルにまとめられた[15]。
- ^ 日本の試作を流用したものではなく、アメリカ版のオリジナル企画であったというが、フィギュアにも対応可能な変形機構のため、スムーズに進んだという[6]。
- ^ 甲平以外のビーファイターやゆいも生体時限爆弾と化した。なお、甲平が無事だった理由は雨が降り始めた時、仲間たちが老師の最期を看取る中、涙を見せまいとカブトの姿でいたことから、ネオインセクトアーマーが雨が体内に入るのを防いでくれたため。
- ^ 書籍『宇宙船YEAR BOOK 1997』では、名称を復活ライジャと記載している[41]。
- ^ 書籍『宇宙船YEAR BOOK 1997』では、名称をグレートデズルと記載している[44]。
- ^ 書籍『宇宙船YEAR BOOK 1997』では、名称を復活デズルと記載している[41]。
- ^ 主にそのメルザード怪人の特性を現す言葉が入る。
- ^ 第1話のテロップでは「巨大生物要塞 メルザードス」と表記されており、デザイン画や書籍などではこちらに準じている[53]。
- ^ 書籍『ビーファイターカブト超全集』では、前作に登場したビートイングラムはこの戦いの中で存在した昆虫次元の武器であることを記述している[54]。
- ^ 書籍『ビーファイターカブト超全集』では、劇場版『重甲ビーファイター』に登場したドラゴの故郷も、地球の昆虫の先祖が住んでいた昆虫次元に存在していたことを記述している[54]。
- ^ 第1話では「増田弘」と誤表記されている。
- ^ フリオの登場まで[58]。
- ^ フリオとアクションの撮影が両方ある際には、代役に名乗りを任せて、その間に着替えて立ち回りは高岩が担当している[58]。
- ^ 怪人デザインは担当していない[70]。
- ^ 書籍『全怪獣怪人大事典 中巻』では、名称をモゲラートと記載している[71]。
- ^ 書籍『全怪獣怪人大事典 中巻』では、名称をパイナップラーと記載している[72]。
- ^ ザボデーラ、ザイレーン、ヘルガーマ、ディノザーラ、イソギララ[46]。
- ^ 書籍『宇宙船YEAR BOOK 1997』では、名称をトリケライジャと記載している[73]。
- ^ 11月3日は「第28回全日本大学駅伝」中継のため放送休止。
- ^ 書籍『宇宙船YEAR BOOK 1997』では、名称をミスティーホーンと記載している[73]。
- ^ 当局の開局に伴い、岩手県での本シリーズの放送がIBC岩手放送での前作終了以来半年ぶりに復活した。
- ^ 第24話と第30話は、高校野球中継の影響で未放映。なお、本来高校野球中継と重なっていたのは第24話と第25話の週であったが、その第25話が第27話まで続く三部作構成で、続く第28・29話も前後編構成となっていた関係でいずれも放送を飛ばすことができなかった為か、この5回分はキー局から1週遅れで放送されその次の1話完結回であった第30話の放送が飛ばされることになった(その為、第29話放送後の次回予告も第31話の予告に差し替えられた)。
- ^ 声も原典と同様に中里栄臣が担当。
出典
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- ^ 全怪獣怪人 中 2003, p. 180.
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- ^ a b 宇宙船YB 1997, pp. 29、63
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