ビューティフルライフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 18:24 UTC 版)
概要
腕はあるが人気のない美容師の男性と、難病に侵され車椅子での生活を強いられながらも健気に生きる図書館司書の女性を描いたラブストーリー。
このドラマの企画は『愛していると言ってくれ』以後、貴島誠一郎がずっと温めて来たものだった。しかし貴島本人が制作1部から編成部に異動したため、弟子の植田博樹に企画を引き継がせて実現させた(貴島自身は『制作』という形で本作に関わっている)。ただ、異色作のスペシャリストだった植田にとって王道のラブストーリーは畑違いの仕事だったため、脚本の北川悦吏子が信頼を寄せる大ベテランの生野慈朗ディレクターも制作に加わり共同プロデュース体制を作った。もう1人のディレクターである土井裕泰もTBSの看板的存在であり、この強力なスタッフ陣を構築出来たことが木村と常盤の大物主役共演の実現に大きく寄与した。また、主役2人とスタッフ達はそれまでもたびたびドラマで一緒に仕事しており、まさに旧知の間柄であった。なお、北川は主題歌を担当したB'zの大ファンである。
元々TBSはこのドラマを金曜22時(金曜ドラマ)で放送するつもりだったが、当時の「日曜劇場」のスポンサーである東芝が一社提供から撤退しようとするのをTBSが引き止めるため日曜9時に移動させた(入れ替えた)。そのため当初「日曜劇場」で放送予定だったドラマは、金曜22時で放映される際タイトルが『金曜日の恋人たちへ』と変更された。 (出典が明示されるまでコメントアウト)
このドラマをきっかけに、バリアフリーという言葉が広く一般に知られるようになった。
このドラマで使われたオートバイであるヤマハ・TW200や、劇中で使用されたメーカー、オーエックスの車椅子、オペル・ヴィータの売り上げが増加したという[要出典]。実際にドラマ内でも、杏子たちが「ヴィータ」と発言したことがある(テレビドラマで登場している車の名前をセリフにすることは異例である)。またこのドラマの影響からか、2000年の美容師志望率が例年より2割ほど上がったという[1]。
平均視聴率32.3%、最高視聴率41.3%を記録[2]。「日曜劇場」としては平成中期の最大のヒット作となった。第26回放送文化基金賞本賞受賞(1999年度)。また、平成の民放連続ドラマの視聴率が40%を超えたのも今作が初めてとなった。
- ^ 「オールスター大感謝祭'15」にて言及。
- ^ フジテレビ×ティファニー、長谷川京子×北川悦子「夏の終わりに、恋をした。」26日放送あらすじと予告動画ナビコン・ニュース 2015年2月3日閲覧。
- ^ 顧客には女優などの芸能人もいる様子。
ビューティフル・ライフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/01 07:51 UTC 版)
ビューティフル・ライフ(Beautiful Life)
- 1 ビューティフル・ライフとは
- 2 ビューティフル・ライフの概要
固有名詞の分類
- ビューティフルライフのページへのリンク