ティパサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 16:13 UTC 版)
世界遺産
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ティパサ | |||
英名 | Tipasa | ||
仏名 | Tipasa | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (3), (4) | ||
登録年 | 1982年 | ||
備考 | 過去に危機遺産登録(2002年 - 2006年) | ||
公式サイト | 世界遺産センター(英語) | ||
使用方法・表示 |
アルジェリアの他のローマ都市遺跡であるジェミラ、ティムガッドなどと同時に、ユネスコの世界遺産に登録された。登録されたのは、ティパサ西部考古公園(Tipasa: Parc archaéologique ouest, 世界遺産ID193-001)、ティパサ東部考古公園 (Tipasa: Parc archaéologique est, ID193-002) 、死者記念塔 (Mausoleum Kbor er Roumia, ID193-003) の3物件である。
登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
- (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
危機遺産登録
ティパサの遺跡群は、国立考古学公園となっているが、保護が行き届いておらず、環境の悪化が深刻となっていた。このため、2002年に危機遺産リストに加えられた。その後、保護に関する保護法制や計画が整備されたことにより、2006年に危機遺産リストからは除去された[1]。
ギャラリー
- ^ この節は『世界遺産年報2002』『同2006』によった。
固有名詞の分類
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