チチ (ドラゴンボール) 技

チチ (ドラゴンボール)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 09:07 UTC 版)

原作では技名は付いていない。

ヘルメットからのカッター投げ&ビーム光線[8] / カッター投げ[9]
子供時代に使用。ヘルメットに付いたカッターを相手に向かって投げ、とどめに額から光線を放つ。カッターはブーメランのように自分のもとに戻ってくる。
亀仙流上段蹴り
亀仙流の蹴り技で、名称はカードダスから。天下一武道会予選の決勝でこの技が本選出場の決定打となった。アニメ版では、予選の1回戦で対戦相手の多様な連続攻撃を全て封じて、この蹴り技1撃のみで圧勝した。本戦でも悟空に試合開始早々繰り出すが、紙一重で避けられた。
気功スラッガー
ゲーム『超ドラゴンボールZ』で使用。両手を頭上にかざし、気を集中させて繰り出すチチ独自のカッターのような形のエネルギー弾。敵に当たらなければブーメランのように戻ってくる。自由に遠隔操作が可能だが、早いため操作が難しい。クリリンやピッコロが使ったエネルギー波(弾)同様に敵を自動的に追尾する。
超気功スラッガー
ゲーム『超ドラゴンボールZ』で使用。「気功スラッガー」のエネルギー弾が通常よりもさらに巨大になり、威力が非常に高い技と化している。他の効果は「気功スラッガー」と全く同じ。

家系図

バーダック
 
ギネ
 
孫悟飯
(育ての親)
 
牛魔王
 
ミスター・サタン
 
ミゲル
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ラディッツ
 
 
 
孫悟空
(カカロット)
 
チチ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
孫悟飯
 
 
孫悟天
 
 
 
ビーデル
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
パン
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
3代不明
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
孫悟空Jr.
 
 
 
 
 
 
 

担当声優の変化

当初チチ役を担当していた荘は、妊娠による出産と育児休業のため、1990年末をもって降板。後任には、それ以前からプーアル役で番組に参加していた渡辺菜生子が起用され、1991年3月公開の劇場版第7作目『超サイヤ人だ孫悟空』から荘と交代。テレビ版では4月放送分だった『ドラゴンボールZ』第88話から、同シリーズの終了までチチ役を務めた。

初代声優の荘も後に声優業に復帰しており、2003年発売のPlayStation 2用ソフト『ドラゴンボールZ』では、約13年ぶりにチチ役に復帰。ゲームでは荘と渡辺が交代でチチ役を担当していたが、2006年以降は、荘が所属事務所の経営業務に専念するため第一線を退いたため、再び渡辺がメインで担当することとなった。『ドラゴンボールZ』のデジタルリマスター・再編集版である『ドラゴンボール改』では、荘が担当していたパートを渡辺で録り直されている。


注釈

  1. ^ アニメ第32話では、ドラゴンボールを探し出そうと村を襲撃したレッドリボン軍のシルバー隊兵士もこの攻撃方法で倒している。
  2. ^ ただし幼少時のチチのことは悟空もよく覚えていた。
  3. ^ アニメでの幼少期は「悟空」。
  4. ^ a b c 公開時期はレッドリボン軍編。
  5. ^ アニメでは悟空の勘違いをチチが知るシーンがあり、一瞬涙ぐむ。しかし、悟空がそれでも結婚を承諾したことで喜びが大きく描かれた。
  6. ^ ドラゴンボールZ カカロット』では、悟空に誤ってぶっ飛ばされる場面は丸々削除されている。
  7. ^ この時デンデによる治療で事なきを得た。
  8. ^ アニメではブウ戦後カプセルコーポレーションで行われたパーティで空手の型に似たパフォーマンスを見せる。現役を退いてからブランクがあったために腰を痛め、「やっぱ年には勝てねえだ」とコメント。しかし、デンデやトランクスなどは、そのチチの一連の動きを見て「凄い」と評価した。
  9. ^ 超17号との対戦の悟空を加勢に行こうとした際に常人離れしたジャンプ力を見せ、その後の超一星龍と悟空との対戦を見届けに駆けつけた際にも、一星龍から悟飯たちと同様に巻き添えの強烈な攻撃を喰らうも死ぬには至らないタフネスぶりを見せた。

出典

  1. ^ 単行本第28巻其之三百三十六「3年後の賭け」(人造人間・セル編)
  2. ^ 単行本第33巻其之三百九十一「大決戦前の休息」(人造人間・セル編)
  3. ^ アニメ『ドラゴンボールZ』166話
  4. ^ a b c d e f 超EGC 2009, pp. 29, 「第1章 キャラクターコレクション Heroes collection 15 チチ」
  5. ^ a b c d 後藤広喜(編)「永久保存版!! JUMPオールキャラクター総勢148名!! 名鑑」『週刊少年ジャンプ』1986年37号、集英社、1986年8月25日、雑誌 29934-8/25。 
  6. ^ 後藤広喜(編)「創刊21周年記念奇蹟イベント2 究極戦士大集合!!カード」『週刊少年ジャンプ』1989年31号、集英社、1989年7月17日、6-8頁、雑誌29933-7/17。 
  7. ^ Vジャンプ編集部編「DRAGON BALL SECRET FILE 週刊少年ジャンプ なつかしの特集ページ」『30th Anniversary ドラゴンボール超史集』集英社〈愛蔵版コミックス〉、平成28年1月26日、ISBN 978-4-08-792505-0、52頁。
  8. ^ 渡辺彰則編「SPECIAL ATTACKS エスカレートする必殺技 その1 ドラゴンボール探し編」『ドラゴンボール大全集 2巻』202頁。
  9. ^ 渡辺彰則編「第4章 技事典」『ドラゴンボール大全集 7巻』集英社、1996年2月25日、ISBN 4-08-782757-7、130頁。
  10. ^ 小説『DRAGONBALL EVOLUTION』小学館集英社プロダクション、2009年2月13日、ISBN 978-4-79-688023-7、44頁。
  11. ^ FOREVER 2004, pp. 158, 「capsule column 5 キャラ名の由来を知りたい!」
  12. ^ ジャンプ・コミック出版編集部編「鳥山明×中鶴勝祥対談」『テレビアニメ完全ガイド「DRAGONBALL Z」孫悟空伝説』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2003年10月8日、ISBN 4-08-873546-3、96頁。
  13. ^ FOREVER 2004, pp. 149, 「鳥山明 WITH DRAGON BALL」
  14. ^ 「発表! 第11回アニメグランプリ」『アニメージュ』1989年5月号、徳間書店、39頁。
  15. ^ 後藤広喜(編)「わくわくBIRD LAND キャラクター人気投票-おもしろ番外編!!」『週刊少年ジャンプ 鳥山明 THE WORLD アニメ・スペシャル』、集英社、1990年10月10日、108頁、雑誌29939-10/10。 





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