ダヴィド・グリマル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/03 04:07 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動経歴
1973年生まれ。エジプト学者であった父親の仕事のため、幼少期をエジプトで過ごし、5歳の時にケールでヴァイオリンを習い始める。その時に手ほどきを受けたのは、往年のフランスのスーパースター、クロード・フランソワのギター教師だったという老人で、直感的、実践的な教育を受ける。[1]11歳で楽譜の読み方を学ぶ。フランスに戻ったのち、パリ政治学院とパリ国立高等音楽院に入学するが、前者を1年で中退、後者でレジス・パスキエに学ぶ。その他、フィリップ・ヒルシュホルン、シュロモ・ミンツ、アイザック・スターンにも師事するが、特にヒルシュホルンに大きな影響を受け、ヴァイオリニストになることを決意する。パリ音楽院でヴァイオリンと室内楽のプルミエ・プリを得て卒業。以後、指揮のエマニュエル・クリヴィヌ、クリストフ・エッシェンバッハ、ピアノのボリス・ベレゾフスキー、ヴァレリー・アファナシエフ、ジョルジュ・プリュデルマシェール、チェロのグザヴィエ・フィリップ、マルク・コペイ、トゥルルス・モルク、ヴィオラのジェラール・コセ、ユーリ・バシュメット、フルートのジェームズ・ゴールウェイらと共演を重ねている。
楽器
1710年製ストラディヴァリウス、通称« Ex Roederer »をブラジルのイピランガ財閥より貸与されている。
脚注
- ^ 2003年9月22日号の『ファンタスティック』誌のインタビューより。
- 1 ダヴィド・グリマルとは
- 2 ダヴィド・グリマルの概要
固有名詞の分類
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