サラサドウダン 変種、品種

サラサドウダン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 02:58 UTC 版)

変種、品種

  • シロバナフウリンツツジEnkianthus campanulatus (Miq.) G.Nicholson f. albiflorus (Makino) Makino)
  • キバナフウリンツツジE. c. (Miq.) G.Nicholson f. lutescens F.Yokouchi)
  • ミヤマドウダンE. c. (Miq.) G.Nicholson var. kikuchi-masaoi (Mochizuki) Sugim.)
  • ベニサラサドウダンE. c. (Miq.) G.Nicholson var. palibinii (Craib) Bean) - 花冠は長さ5 - 6 mmで深紅色。本州の東北地方、関東地方、中部地方の高地にまれに生育する。花の赤色が濃い[3]
  • ツクシドウダン E. c. (Miq.) G.Nicholson var. longilobus (Nakai) Makino) - ベニサラサドウダンに似るが、花冠は3分の1ほど裂ける。九州中北部の山地に生育する。

近縁種

カイナンサラサドウダン E. sikokianus (Palib.) Ohwi は、サラサドウダンの変種 (E. campanulatus (Miq.) G.Nicholson var. sikokianus Palib.) とされることもあるが、独立種と見なすことが多い。花の形や色はよく似ているが、花柄がずっと短いこと、花冠がより深く裂けること、それに花序の軸がずっと長く伸びることで区別される。本州では愛知県、三重県、和歌山県、それに四国の太平洋側に産する。

市町村の花

市の花
町の花
村の花

注釈

  1. ^ 床の間の脇に立つ化粧柱のこと。特に、床の間と違い棚の間にあるもので、銘木を使うことが多い[7]

出典

  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Enkianthus campanulatus (Miq.) G.Nicholson サラサドウダン(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年1月2日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Tritomodon campanulatus (Miq.) F.Maek. ex Okuyama サラサドウダン(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年1月2日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i 亀田龍吉 2014, p. 24.
  4. ^ a b c 林将之 2008, p. 74.
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 89.
  6. ^ a b c d e f g h i j k 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 81
  7. ^ 床柱とは”. コトバンク. VOYAGE MARKETING. 2021年8月21日閲覧。


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