コスモキュランダ 戦績

コスモキュランダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 07:52 UTC 版)

戦績

2歳(2023年)

2023年6月10日、東京競馬場第5レースの2歳新馬戦(芝1600m)で、鞍上に戸崎圭太を起用しデビュー。スタートでの出遅れが響き、12着に敗れた。続く9月10日中山競馬場での2歳未勝利戦(芝2000m)では、丹内祐次を起用。スムーズにゲートを出た後は、逃げの手を打った。しかし、直線で後続に抜かされ4着。3戦目は同月30日の未勝利戦に出走。スタート直後は折り合いがつかない所もあったが、落ち着かせ前目で追走。直線では一時先頭に立ったが、アバンデルに差し切られ2着。迎えた4戦目は新潟競馬場の未勝利戦に出走。初の1番人気に推された中、レースでは2番手から追走すると直線でのロンギングガバーナとの熾烈な争いを制し、初勝利を飾った。

次走には、初の重賞挑戦となる京都2歳ステークスを選択。鞍上には角田大河を起用した。ゲートでは一瞬立ち止まり、スタートが出遅れ最後方から追走。道中では位置を上げながら中団につけた。直線ではダノンデサイルディスペランツァに挟まれる形で道が塞がり、伸びきれず8着となった[3][4]

3歳(2024年)

3歳シーズンは3歳1勝クラスから始動。後方2番手からレースを進め、3コーナーから動かしていった。直線では鞭に反応し、3Fメンバー最速の追い込みを見せたが、ファビュラススターに届かず2着[5]

次走に2度目の重賞挑戦となる弥生賞ディープインパクト記念を選択。鞍上にミルコ・デムーロを起用し、オッズは6番人気で迎えた。序盤は後方から3番手で追走。2コーナーを過ぎたあたりから位置を上げていき、3コーナーでは2番手につけた。直線では先頭のシリウスコルトとの叩き合いを制し、後方から追ってきたシンエンペラーを寄せ付けず、レースレコードとなる勝ち時計1分59秒8で重賞初制覇を飾り、皐月賞への優先出走権を獲得した[6][7][8]。また、これがアルアイン産駒の初重賞制覇となった[9]


コスモキュランダ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系ヘイロー系
[§ 2]

アルアイン
2014 鹿毛
父の父
ディープインパクト
2002 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
父の母
*ドバイマジェスティ
Dubai Majesty
2005 黒鹿毛
Essence of Dubai Pulpit
Epitome
Great Majesty Great Above
Mistic Majesty

*サザンスピード
Southern Speed
2007 鹿毛
Southern Image
2000 黒鹿毛
Halo's Image Halo
Sugar's Image
Pleasant Dixie Dixieland Band
Pleasant Jolie
母の母
Golden Eagle
2000 鹿毛
Zabeel Sir Tristram
Lady Giselle
Rising Eagle デインヒル
Very Droll
母系(F-No.) サザンスピード(AUS)系(FN:1-m) [§ 3]
5代内の近親交配 Halo 4×4 [§ 4]
出典
  1. ^ [12][13]
  2. ^ [13]
  3. ^ [12][13]
  4. ^ [12]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o コスモキュランダ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年3月3日閲覧。
  2. ^ 競走馬情報 コスモキュランダ”. 日本中央競馬会. 2024年3月3日閲覧。
  3. ^ 【京都2歳ステークス結果&コメント】シンエンペラーが無傷の2連勝 モレイラ「能力のある馬にしかできない勝ち方」」『東京スポーツ』、2023年11月25日。2024年3月3日閲覧。
  4. ^ 【ラジオNIKKEI杯京都2歳S】(京都)馬群の中から鋭く伸びたシンエンペラーが重賞初制覇」『ラジオNIKKEI』、2023年11月25日。2024年3月3日閲覧。
  5. ^ 【3歳1勝クラス】(中山6R)4角で捲ったファビュラススターが直線もたれながらも勝利」『ラジオNIKKEI』、2024年1月8日。2024年3月3日閲覧。
  6. ^ 【弥生賞結果&コメント】6番人気コスモキュランダ波乱V 好騎乗のM・デムーロ「前残りの馬場を考慮して途中で動く判断をしました」」『東京スポーツ』。2024年3月3日閲覧。
  7. ^ 【弥生賞ディープインパクト記念】コスモキュランダが力強くまくりV!並み居る素質馬を蹴散らし皐月賞切符奪取」『サンスポZBAT!』。2024年3月3日閲覧。
  8. ^ 【弥生賞】シンエンペラー 最速タイの上がりも2着 川田「次につながる競馬になった」」『デイリースポーツ』。2024年3月5日閲覧。
  9. ^ 【弥生賞結果】6番人気コスモキュランダが捲りを決めて重賞初制覇!」『netkeiba.com』。2024年3月3日閲覧。
  10. ^ コスモキュランダの競走成績”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2024年3月3日閲覧。
  11. ^ コスモキュランダ 競走成績”. JBISサーチ. 2024年3月3日閲覧。
  12. ^ a b c 血統情報:5代血統表|コスモキュランダ”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2024年3月3日閲覧。
  13. ^ a b c コスモキュランダの血統表|競走馬データ”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2024年3月3日閲覧。
  14. ^ サザンスピード(AUS)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年3月3日閲覧。





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