ケイ・エム・プロデュース 沿革

ケイ・エム・プロデュース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/02 14:54 UTC 版)

沿革

2002年4月創業。当初は企画物ないし企画単体中心であったが、及川奈央紋舞らんなどインディーズ作品に出演していた女優と専属契約を行い、2004年には専属新人レーベル「ミリオンエンジェル」レーベルをスタートさせ、女優物中心にシフトした。ビデ倫加盟メーカーであったが、当初からレンタルと並行してセル、DVDに力を入れる新しいタイプのメーカーとしてスタート[1]。設立時のコンセプトは「楽しく見れて、しっかり抜ける」[1]

2003年から「ミリオンガールズ」(2004年は「ミリオンプロジェクト」、2005年2006年は「ミリオンランド」、2007年は「ミリオンエンジェル」のみ)を選出、イベント活動や共演作の製作を行っている。2010年には、2005年以来5年ぶりにミリオンガールズを選出し全員が平成生まれでもある。

2005年10月、日本ビデオ倫理協会(ビデ倫)を脱退、現在はクリスタル映像が設立した日本映像ソフト制作・販売倫理機構(制販倫)と日本コンテンツ審査センターに加盟。

2010年時点で、宇宙企画レアル・ワークスS級素人作品も当社よりリリースしていた。

スカパー・ブロードキャスティングが運営するCS放送局、KMPチャンネル(942ch)にはほぼすべての番組作品を提供している。

2020年9月1日より月額動画見放題サービス「Aver」(エイバー)を開始。2017年にスタートした強みと言えるアダルトVR作品を中心に、KMP制作の2D作品も多くラインナップしていたが、諸般の事情により2021年4月15日をもって、全てのサービスを終了した[2]

2023年3月10日、設立20周年記念イベント「真心こめて… ふれあいの大感謝デー」を東京・代々木LODGEにて開催。かつての専属女優でタレントの佐倉絆とお笑いコンビのトム・ブラウンがMCを務め、ゲストとして美園和花松本いちか沙月恵奈佐藤ののか乙アリスなどケイ・エム・プロデュース作品に出演経験のある女優が出演し行われた[3][4]


  1. ^ a b 安田理央『日本AV全史』(2023年、ケンエレブックス)216‐235頁
  2. ^ Aver|KMPが運営するアダルト映像配信サービス Aver”. Aver. 株式会社ケイ・エム・プロデュース (2021年3月5日). 2021年3月7日閲覧。
  3. ^ KMP創立20周年記念イベントタイムテーブル発表!”. メンズサイゾー (2023年3月6日). 2023年7月9日閲覧。
  4. ^ KMP創立20周年記念イベント【画像大量レポート】”. メンズサイゾー (2023年3月18日). 2023年7月9日閲覧。
  5. ^ 恵比寿マスカッツ以来の快挙、ミリオンガールズZがメジャーデビュー。”. ナリナリドットコム. 2019年8月18日閲覧。
  6. ^ ザテレビジョン. “ミリオンガールズZの東京ラストライブレポート![前編] | 芸能ニュースならザテレビジョン”. ザテレビジョン. 2019年8月18日閲覧。
  7. ^ 阿部乃みくもエール! 佐倉絆が活動休止のミリオンガールズZの今後を語る|日刊サイゾー”. 日刊サイゾー (2017年2月28日). 2019年8月18日閲覧。
  8. ^ 佐倉絆 🐸毎週土日祝は引退ツアー中 (2020年2月24日). “MGZラストLIVEREUNION終わりました ゲストの香織、スーパースペシャルゲストの霜降り明星せいやさん!!本当にありがとうございました!本当に本当に楽しかったお忙しい中来てくださったせいやさん、一緒にステージに立ってくれた香織、盛り上げ下さった皆さん!本当にありがとうpic.twitter.com/zlFWbvQWLt”. @kizuna530. 2020年2月25日閲覧。
  9. ^ ミリオンガールズZ | ディスコグラフィー | ビクターエンタテインメント”. ビクターエンタテインメント | Victor Entertainment. 2019年8月18日閲覧。






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ケイ・エム・プロデュース」の関連用語

ケイ・エム・プロデュースのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ケイ・エム・プロデュースのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのケイ・エム・プロデュース (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS