アポロガイスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/06 23:34 UTC 版)
『仮面ライダーSD』
- 漫画『仮面ライダーSD マイティライダーズ』
- グランショッカー八鬼衆の一人として、第8話より登場。鉄腕アトラスやガマゴエモンなどの神話怪人・悪人怪人を率いる。ルール違反を激しく嫌う性格で、正々堂々と戦うことを旨としているが、他の八鬼衆の例に漏れずアホ。魔神大首領をお土産で篭絡しようとするセコさも見せる。最期は魔神大首領が立ち上がると作動する基地の自爆装置によって、地獄大使、ジェネラルシャドウと共に爆死する。なお、爆死する際、部下を通じて仮面ライダーたちに自分の葬儀の案内状を送っており、「最後まで几帳面な奴」と呆れられていた。
- 漫画『仮面ライダーSD 疾風伝説』
- 八鬼衆の一人として、バイオカメレオンやレーダーコウモリなどのオリジナル怪人や、黄金狼などを従える。RXと戦うが、レーダーコウモリがRXの故郷の状況を語ったために、RXがロボライダーに変身して、敗れた。その後、同じ八鬼衆の一人であるシャドームーンによってその命を絶たれている。
- ゲーム『仮面ライダーSD 出撃!!ライダーマシン』
- STAGE5「DESART BATTLE」のボスとして登場する。秘宝を狙ってエジプトに現れ、Xライダーとレース戦を演じる。
コンパチヒーローシリーズ関連作品
- ゲーム『スーパー鉄球ファイト!』
- ザコキャラクターの一人として登場している。
- ゲーム『SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』
- 第5話のボスキャラクターとして登場。本作品ではアポロガイストの他、地獄大使や暗闇大使といった大幹部が登場しているが、暗闇大使は当初から味方として、地獄大使も敵から味方となるなど、最後まで敵だった仮面ライダーシリーズの大幹部は、アポロガイストのみとなっている。
- ゲーム『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』
- ロズウェル市を拠点とするテロリスト組織・GODの幹部として登場。ゼウスの攻撃を防ぐバリアを張るなどの活躍を見せるが、Xライダー(神敬介)のライドルによってバリアは破られてしまう。その後、ネオ・ショッカーの幹部として再登場し、RX(南光太郎)と戦う。RXとの戦闘の際は自分の身を挺(てい)してミサイル発射作業を行う戦闘員たちを守り、敗北後は「重要なことを教えるから戦闘員の命だけは助けてほしい」と取引を提案するなど、正々堂々かつ部下思いの人物であり、部下からも慕われていた。約束通り、光太郎に重要な情報を伝えた後、Xライダーとの決着を心残りにしながら爆死した。
- ゲーム『特撮冒険活劇 スーパーヒーロー烈伝』
- 原作同様、GOD秘密警察室長かつXライダーの宿敵として登場する。隠しシナリオの一つでは、アポロガイストが主人公となる。ヒーローたち[注釈 14]からRS装置を奪還すべく、工作員と共に基地に潜入する。Xライダーとのリベンジを制し、装置らしきものを奪ってきたが、キレンジャーのカレー調理器だった。部下の不甲斐なさと、自分との能力差に憤慨し、アポロショットで工作員を処刑してしまう。
関連マシン
- アポロチャリオッツ
- 仮面ライダーSDにおけるアポロガイストの愛機。騎馬戦車だが引くのは部下であるマッハアキレス。
- バイク
- 『出撃!!ライダーマシン』ではバイクに搭乗。タイヤはガイストカッターのように日輪を象っており、光の輪を出して攻撃する。
注釈
- ^ 書籍『仮面ライダー大全集』では、『X』序盤を手掛けた脚本家の長坂秀佳が参加していた『人造人間キカイダー』のライバルキャラクター・ハカイダーのイメージを受け継いだものと解釈している[1]。
- ^ 『仮面ライダーSPIRITS』に登場した再生アポロガイストは左腕にアーム爆弾を装備しており、Xライダーに痛手を与えることに成功している。
- ^ もう1人の担当者であった川上博士は復活後、アポロン宮殿に潜入した敬介の脱走を許した科で自らの手で処刑している。
- ^ 作中でも、怪人を一撃で粉砕していた。
- ^ 盾だけを投げる時は従来通り、"ガイストカッター"と称する。第18話のXライダーとの対決シーンでは、"アポロカッター"と呼称している。
- ^ この状態では自在に飛行することが可能であり、キングダークのもとへ急行した際にはこの能力で交戦していたXライダーを振り切り、彼との最後の一騎打ちでは空中戦を挑んでいる。
- ^ だが、自身が爆散する直前に左腕を切り離し、アーム爆弾でXライダーに大ダメージを与え、変身を解除させるという執念を見せている。
- ^ ディケイドの劇中では自称は「私」と「アポロガイスト」で、「ガイ」と名乗るシーンはない。
- ^ これは『仮面ライダーX』第16話における再生アポロガイスト初登場時の「俺は貴様を殺すまでは何度でも甦る。貴様にとっては迷惑な相手なのだ」という台詞をディフォルメしたもの[8]。
- ^ 『ディケイド』における世界設定は『ディケイド』の項を参照。
- ^ 『週刊 仮面ライダー オフィシャル データファイル』の記述では[要文献特定詳細情報]、Xライダーの物とは別という設定で、形状も異なる。
- ^ スーパーアポロガイストに変身する際には青い炎。共にCGによる演出。
- ^ 『X』と異なりハンドガンとなり、マグナム弾を放つ。
- ^ このゲームでは、ライダーのみならず、キカイダーやゴレンジャーなどが本拠地に詰めている。
出典
- ^ a b 大全集 1986, pp. 142–143, 「仮面ライダー作品展開 仮面ライダーX」
- ^ a b c 仮面ライダー1971-1984 2014, p. 247, 「アポロガイスト設定メモ」
- ^ 常識 2012, pp. 112–113, 「仮面ライダーのカッコいいライバルとは?」.
- ^ a b c 東映×石ノ森 2010, p. 57, 「仮面ライダーX」
- ^ OFM9 2004, pp. 27–29, 和智正喜「特集 大野剣友会 ライダーアクション影の主役たち」.
- ^ 怪人大全集 1986, p. 82, 「アポロガイスト」.
- ^ 「仮面ライダー OFFICIAL DATA FILE」No.52より[要ページ番号]。
- ^ ディケイド公式読本 2009, p. 108.
- ^ ディケイド公式読本 2009, p. 109.
- ^ a b c 超全集 下巻 2019, p. 42.
- ^ “『語る後輩たち』”. 金田進一 誕生!. 2020年4月1日閲覧。
- ^ 超全集 下巻 2019, p. 62.
- ^ “出演情報|株式会社ジャパンアクションエンタープライズ”. archive.is (2013年1月3日). 2020年4月1日閲覧。
- ^ a b 「インタビュー 戸谷公人」『宇宙船』Vol.136、ホビージャパン、2012年3月31日、23頁、ISBN 978-4-7986-0368-1。
出典(リンク)
- 1 アポロガイストとは
- 2 アポロガイストの概要
- 3 概要
- 4 『仮面ライダーSD』
- 5 関連キャラクター
固有名詞の分類
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