溶融亜鉛めっき鋼板(亜鉛鉄板)
耐食性、塗装性の改善のために、鋼板の表面に溶融亜鉛浴(430~460℃)に浸漬することにより、亜鉛めっき(付着量60~300g/m2)を生成させた鋼板をいう。耐食性は、めっき厚と比例関係にあり厚いほど耐食性は向上する。めっき工程で加熱、冷却という熱履歴を受けるため機械的性質、プレス加工性が劣化する可能性はあるが、材質、めっき工程などの改善で解消されている。電気亜鉛めっき鋼板に比してめっき厚を厚くすることができ、比較的安価に耐食性が向上するため、自動車用鋼板として多く使用されている。
参照 電気亜鉛めっき鋼鈑「zinc coated steel」の例文・使い方・用例・文例
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