希土類元素
原子番号57のLaから71のLuまでの15元素に、21番Scと39番Yを加えた17元素の総称。希土類元素は、最外殻の電子構造とイオン半径がほぼ似かよっているため、化学的性質に類似性を持っている。発見当初は比較的希な鉱物から発見されたため希土類元素(rare earth)と呼ばれたが、地殻全体からみた実際の存在量はそれほど希少ではない。CeはCuよりも多く、Y、La、NdはCoよりも多量に存在する。炭酸塩鉱物のバストネサイト、リン酸塩鉱物のゼノタイム、モナザイト、イオン吸着鉱などの鉱石に含有されているが、現在これらの鉱物は大部分が中国から産出されている。蛍光体や触媒、磁性材料、ファインセラミックス、半導体材料等に広く使用され、現代文明を支える貴重な機能性元素といえる。
希土類元素(RE:Rare-earth element)
希土類元素
(rare earth element から転送)
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希土類元素(きどるいげんそ、英: rare-earth elements・REE)またはレアアースは、31鉱種あるレアメタルの中の1鉱種で[1]、スカンジウム 21Sc、イットリウム 39Yの2元素と、ランタン 57La からルテチウム 71Lu までの15元素(ランタノイド)の計17元素の総称である(元素記号の左下は原子番号)。周期表の位置では、第3族のうちアクチノイドを除く第4周期から第6周期までの元素を包含する。なお、希土類・希土と略しており、かつて稀土類・稀土とも書き、それらは英語名の直訳であり、比較的希な鉱物から得られた酸化物から分離されたことに由来している。
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- 1 希土類元素とは
- 2 希土類元素の概要
- 3 用途
- 4 産地
- 5 脚注
- 6 外部リンク
「rare earth element」の例文・使い方・用例・文例
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