XGworks V1.0~V4.0
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/04 18:38 UTC 版)
「XGworks」の記事における「XGworks V1.0~V4.0」の解説
プラットフォームはWindows(95以降)。以下は主に最終版であるV4.0について述べる。 XGworksでは数小節分のパート譜をブロックとし、このブロックを大域的なトラックビューウインドウ(いわば総譜)上で作成、移動、複製を行い、楽曲を構成して行く。リンクブロックの作成を指定すると、既存の任意のブロックのリンクを作成することができる。参照元(オリジナル)のブロックが編集されると、作成されたリンクブロック全ての内容が同期する。ドラムパートなどで繰り返しが非常に多い場合や、ユニゾン、ディレイなど、活用の幅は広い。また、ブロックの複製やリンクとは別に、トラックビューウインドウに各種反復記号を配置することで、全てのトラックの演奏位置を制御する事が可能である。これにより、より生の譜面に近い、直感的なデータ記述が可能となっている。 各ブロックは音符入力・ピアノロール入力・数値入力・ドラム譜で編集可能であり、コントロールチェンジ編集セクションは同時に3パラメータを変更可能。さらに、多彩なジャンルを網羅した自動伴奏機能を搭載している。その他の主な機能としてメロディにあわせた伴奏を自動的に付けられる「オートアレンジャー」、波形編集ソフトウェア「Wave Editor TWE」、MUシリーズなどのXG音源を視覚的に操作できる「XGEditor」、マイクに向かって歌うだけでMIDIデータに変換される「ボイストゥスコア」、ギターの和音入力などを搭載。ほとんどのソフトはMIDIエディットをピアノロールで行うが、XGworksは、譜面画面で編集できる貴重なソフトである。 「HELLO!MUSIC!」シリーズのメインアプリケーションとしてバンドルされる他、機能削減版の「XGworks Lite」が音源モジュール単体にバンドルされる。 V4.0にてWindows NT/2000に対応。「XGEditor」の対応音源にMU2000/MU1000が加わった。
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