PC-98HA(HANDY98)

NECパソコン博物館

PC-98HA(HANDY98)

	CPU ● V50 10MHz メモリ ● 640kByte RAMドライブ ● 1.25Mbyte 重量 ● 1.1Kg
その他 ● 640×400ドット反射型モノクロLCD（2階調）、メモリカードスロット、シリアルインタフェース、プリンタインタフェース、バッテリ駆動（約7時間連続使用）、日本語MS-DOSインストール済、統合ビジネスソフト標準添付、N88-BASIC搭載、ドッキングステーション（3.5'FDD／モデムスロット：オプション）、ブラック／ホワイト／レッド各本体カラー 価格 ● 198,000円
■時代背景 東西ドイツ統一。文仁親王・紀子様ご成婚。アルベール・フジモリ氏、ペルー大統領に。湾岸危機発生。 ■製品背景 98NOTEよりも、もっと手軽に携帯できる98を…というニーズから生まれたハンディパソコン。メモリカードで、統合ソフトMS-WORKS（日本語ワープロ／データベース／表計算／グラフ作成／スケジューラ含む）を標準添付。パソコンとの間でデータ交換が手軽にできる、別売のドッキングステーションもサポートしていた。 ■コメント A5ファイルサイズと、ボディはとても小さかったが、1.1Kgと少し重たかった。モバイルギアの直系先祖のような存在。日本語MS-DOS Ver3.1を搭載し、独特なHANDY98メニューを採用していた。3種類の本体カラーから好きなのを選べるのは、ハンドヘルドパソコンPC-8201以来、実に8年ぶりのこと。でも、“時代を先取りしすぎた製品”のご多分にもれず、市場への浸透はイマイチ。このような携帯ツールが広く普及するのは、6年後、モバイルギアの登場を待たねばならなかった。