98NOTE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 00:27 UTC 版)
98NOTE(きゅうはちノート)とは、かつて日本電気が発売していたPC-9800シリーズのノートパソコン。ラップトップ機であるLシリーズの後継機[注 1]にあたる。日本で「ノートパソコン」という名詞を定着させた機種とも言われる[1]。
- ^ 可搬型デスクトップ環境としてのLシリーズの後継としては改めてPC-9801Tが発売され、PC-H98Tを挟んでPC-9821Tsに至る別系統が生まれる。
- ^ EPSON PCシリーズ互換、初代機はフロッピーディスクドライブ (FDD) なし。発表はJ-3100SSより先だったが、出荷は後となった。
- ^ 「98NOTE SX」の表記は、その後もいくつかの386系CPU搭載機(NC、NS/Lを除く)で使われた。
- ^ ただし「ソフトウェアディップスイッチ」と呼ばれるI/O仕様に対応したのはNS/T以降である[8]。
- ^ ただし前述のようにノートパソコンは本シリーズによって日本で根付いたカテゴリであり、世界的にはラップトップパソコンの一種(詳細は両項目を参照)であるが、ラップトップ全般としてはこれ以前にもカラー機は存在する。
- ^ 拡張バスにCバスを外部増設できる機種では、外部増設にはなるが、Cバスメモリを使用可能な場合もある。
- ^ あくまで73/86PCMとは異なるWSSという意味に限ればの話だが、デスクトップがMATE-X PCMを搭載するよりもわずかに早かった。
- ^ ただし標準状態でフォーマット可能なのは、約8GBまで。
- ^ a b c “NECパソコンの歴史”. 121ware.com (2012年10月16日). 2015年11月20日閲覧。
- ^ 日経トレンディネット (2015年3月30日). “なぜ、レノボはThinkPadを米沢で生産するのか?” (日本語). 日経トレンディネット. オリジナルの2017年1月13日時点におけるアーカイブ。 2018年5月23日閲覧。
- ^ “大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」”. pc.watch.impress.co.jp. 2018年5月23日閲覧。
- ^ NEC-N08 1990, p. 19.
- ^ NEC-N08 1990, p. 14.
- ^ NEC-N08 1990, p. 23.
- ^ a b c d e f g h i “小高輝真の「いまどきの98」 第5回”. Impress (1997年9月26日). 2016年8月18日閲覧。
- ^ “UNDOCUMENTED 9801/9821 Vol.2 - メモリ・I/Oポート編”. ウェブテクノロジ. 2016年12月12日閲覧。
- ^ ニューズウィーク日本版(1991年8月8日号). TBSブリタニカ. (1991-8-8). p. 39.
- ^ 「PCMCIA〜これからのノートパソコンのために〜」 月刊ソフマップワールド Vol.51 (1993年11月号)、p.7
- 1 98NOTEとは
- 2 98NOTEの概要
- 3 補足
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