データ交換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 14:52 UTC 版)
「デジタル・オーディオ・ワークステーション」の記事における「データ交換」の解説
シーケンスデータのやりとりには以下の形式が使われている。これらは動画編集においても使われている。 OMF(Open Media FrameworkまたはOpen Media Framework Interchange) AAF(Advanced Authoring Format) MIDIシーケンスデータのやりとりには以下の形式が使われている。 スタンダードMIDIファイル (*.mid) よく使われるサンプリング音源形式には以下が存在する。 SoundFont 2 (*.sf2) サウンドカード「Sound Blaster」のために策定されたサンプリング音源形式。Logic Pro XのEXS24、Steinberg HALion(英語版)、KONTAKT、Studio OneのPresence XTなどが対応している。2.04以降24bitサンプルに対応しているものの、50kHzより高いサンプリングレートは「再現できないハードウェアが存在することから避けるべき」とされている。 Downloadable Sounds(英語版) (*.dls) MIDIのために策定されたサンプリング音源形式。Logic Pro XのEXS24などが対応している。2.2以降、Wave Codec Extensionsにより16bitより深い量子化ビット数に対応している。 GigaSampler形式 (*.gig) Logic Pro XのEXS24、Steinberg HALion、KONTAKT、Studio OneのPresence XTなどが対応している。 SFZ形式(英語版) (*.sfz) EXS24形式 (*.exs) Logic Pro XのEXS24で使われている形式。Steinberg HALion、KONTAKT、Studio OneのPresence XTなども対応している。 また、ループシーケンサーで使われるループ素材の形式には以下が存在する。 ACIDized WAV - ACIDで使われているループ素材形式 AIFF Apple Loops (*.aiff、*.aif) - Apple製DAWで使われているループ素材形式。Apple Loops Utility(英語版)で作成可能。 REX (*.rex)/REX2(英語版) (*.rx2) - ループ素材編集ツール「ReCycle!」のために開発されたループ素材形式であり、多くのDAWが対応している。
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