【OYQ-4】(おーわいきゅうーふぉー)
海上自衛隊で運用されている戦闘指揮システム。
本システムはミサイル護衛艦(DDG)向けに開発され、たちかぜ型3番艦「さわかぜ」と「はたかぜ」型2隻に搭載された。
OYQ-4はたちかぜ型、はたかぜ型DDGに組み込まれたターター・D・システムに日本独自のシステム(FCS-2、ECM、ソナー)を連接されたもので、「たたかぜ」「あさかぜ」に搭載されたOYQ-1、OYQ-2との違いはここにあると言える。
それを顕著に表す例は、本級にRGM-84を搭載できるようになったことである。
アメリカのミサイル駆逐艦「チャールズ・F・アダムズ」級のターター・D・システムにもRGM-84管制用のSWG-1が別途搭載されている。
また、セントラルコンピュータをUSQ-20からUYK-7な換装することで処理能力が向上し、組み込み型コンピュータにUYK-20を採用した。
これらによって、リンク11、リンク14、衛星通信システムがデータリンクとして機能するようになった。
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