NeXTでのDisplay PostScript
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/09 22:55 UTC 版)
「Display PostScript」の記事における「NeXTでのDisplay PostScript」の解説
NeXTの開発者は、NeXTのオブジェクト指向オペレーティングシステムの利点を最大限生かすため、全く新しいウィンドウシステムを開発した。DPSにウィンドウを生成するためのコマンドやイベントに対応するためのコマンドが追加された。これはNeWSにも似ているが、より単純である。APIを統一することで高い抽象レベルでのプログラミングが容易になり、NeXTはDPSを多用した数少ないシステムのひとつとなった。ユーザー空間でのウィンドウシステムのライブラリであるNEXTSTEPは、タイトルバーやスクロールバーなどのアイテムをPostScriptを使って描画している。これは、実際にはpswrapを多用したもので、プログラマからはオブジェクトの形でアクセスできるようになっている。
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