Miiとの関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 07:24 UTC 版)
「トモダチコレクション」の記事における「Miiとの関連」の解説
『トモダチコレクション』の源流は、Miiの開発より以前の2000年に遡る。本作は、Miiの原案の一つとなった作品である。 元々は、坂本賀勇に『とっとこハム太郎 ともだち大作戦でちゅ』のシステムを受け継いだゲームタイトル『大人のオンナの占い手帳』として2005年頃より本格的に開発を開始される。その作品内にあった「誕生日等を登録した友人の似顔絵を、用意されたパーツを組み合わせて福笑いのように作る」システムに同社の宮本茂が着目、宮本が1980年代から提案していた「友人の似顔絵を作って遊ぶゲーム(こけし構想)」を実現させうるシステムとして『占い手帳』のスタッフを招集し、宮本のWii開発プロジェクトのスタッフと共にMiiのシステムを完成させたという経緯がある。その後、2007年4月にMii開発のノウハウ等を逆にフィードバックすることで『トモダチコレクション』として開発が再開された。 詳細は「Mii#Miiと似顔絵チャンネル完成までの経緯」および「マリオアーティストシリーズ#タレントスタジオ」も参照。 Wiiやニンテンドー3DSのMiiと異なる点としては、衣服の着せ替えがあるために体の部分はWii・3DSよりもバリエーションが豊富な点である。ちなみにトモダチコレクションでは体の部分がWiiや3DSで作成したMiiの上下二色のものと異なり、作成時に設定した肌の色が手足にも反映されている等の差異がある。 ニンテンドー3DSのMiiスタジオでは、あらかじめ本作をセットしておくとトモダチコレクションからMiiを呼び出せる機能があり3DS側にコピーや転送ができる。なお、Miiスタジオでは新たに作成パーツが追加された関係上、MiiスタジオからトモダチコレクションにMiiを送る事が出来ないようになっている。
※この「Miiとの関連」の解説は、「トモダチコレクション」の解説の一部です。
「Miiとの関連」を含む「トモダチコレクション」の記事については、「トモダチコレクション」の概要を参照ください。
- Miiとの関連のページへのリンク