MGA-G400とは? わかりやすく解説

MGA-G400

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 17:11 UTC 版)

G400シリーズ」の記事における「MGA-G400」の解説

同社初のコンシューマ向けグラフィック製品となるMillennium(ミレニアム)以来Matrox社の製品高速かつ視認性優れ画質として、高い評価得てきた。しかしOpenGLDirectXなどの3D処理が一般化し、かつ他社製品2D性能底上げが行われてくる中で、3D処理能力及ばないMatrox製品徐々に時代遅れになっていった。この状況挽回すべく従来同社製品より飛躍的に3D性能高めて投入されたのがMGA-G400である。0.25μmプロセスルール製造され前作MGA-G200より3倍高速という3D処理能力加え環境バンプマッピングにハードウェアレベルで対応し表現能力高まった上下独立した128bitメモリバス持ち当時最新であったAGP 4xにも対応する。さらに画期的であったのはチップ2系統画面出力機能標準対応しセカンダリRAMDACビデオ出力エンコーダ兼ねたMGA-TVOチップ搭載することでDual Head呼ばれるマルチディスプレイ機能実現したことである。これにより1枚グラフィックカードマルチディスプレイ実現することが可能となった以降各社グラフィックチップでもマルチディスプレイ機能標準機能となっていく。目立たないが、G200引き続きDVI-I出力コネクタ(G400FlatPanel)やキャプチャカード(RainbowRunnerG・RTシリーズ)をオプション拡張できるよう、基板様々な汎用拡張コネクタ準備されているのも特徴である。このシリーズからTV出力機能標準装備化されたため、長くメディアユース機能専用シリーズとして親しまれていたMystiqueシリーズ姿を消している。

※この「MGA-G400」の解説は、「G400シリーズ」の解説の一部です。
「MGA-G400」を含む「G400シリーズ」の記事については、「G400シリーズ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「MGA-G400」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「MGA-G400」の関連用語

MGA-G400のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



MGA-G400のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのG400シリーズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS