ディー‐ティー‐シー‐ピー‐プラス【DTCP+】
読み方:でぃーてぃーしーぴーぷらす
《digital transmission content protection+》デジタル家電などで使われる著作権保護技術を、インターネットで利用できるよう拡張した規格。DTCP-IPの後継規格であり、自宅内だけでなく、外出先に転送してリモート視聴をすることもできる。
ディー‐ティー‐シー‐ピー【DTCP】
DTCP
DTCPとは、デジタルコンテンツの保護技術の一種で、IEEE 1394などを用いた通信において、著作権が保護された状態でコンテンツを伝送するための方式のことである。
IEEE 1394とはi.LINKやFireWireに採用されている、パソコンと周辺機器間での伝送を行うためのインターフェース規格のことである。DTCPでは、IEEE 1394で接続された機器同士を公開鍵暗号方式を利用して相互認証し、暗号化されたデータを伝送する。これによって、正しいコンテンツの受け渡しが可能な機器間でのみ伝送が可能となっている。
DTCPは日立、Intel、松下電器産業、ソニー、東芝によって共同で開発されたもので、2003年9月に発表された。DTCPのライセンスはDTLA(Digital Transmission Licensing Administrator)によって管理されている。なお、DTCPの技術をIPネットワークに拡張した方式として、DTCP-IPがある。
参照リンク
DTLA HOME PAGE - (英文)
Digital Transmission Content Protection
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/04 02:36 UTC 版)
Digital Transmission Content Protection(以下DTCP)は、ホームネットワーク/パーソナルネットワーク内で、コピー防止を目的として使用される著作権保護技術である。DTCPの中でも、DTCP-IPはDLNAと共に使用され、家庭内の孫コピーの禁止された地上デジタル/BSデジタル/CSデジタルの映像配信に主に使用されている。
- 1 Digital Transmission Content Protectionとは
- 2 Digital Transmission Content Protectionの概要
- 3 沿革
- Digital Transmission Content Protectionのページへのリンク