C64 クローン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 02:59 UTC 版)
コモドール64が市場から姿を消して10年後の2004年中ごろ、1997年からコモドールブランドの権利を所有している Tulip Computers BV は、C64のゲームをROMに30本内蔵したジョイスティック型のゲーム機 C64 Direct-to-TV(英語版) (C64DTV) を発表した。設計したのはジェリ・エルズワース(英語版)で、以前にも C-One(英語版) というC64クローンを設計したことがある。アメリカでは2004年のクリスマスシーズンを前にQVCで通信販売された。一部ユーザーはこれにC64用周辺機器やキーボードを接続して完全なC64システムを構築した。また、2005年にはラジオシャックが Hummer の名でゲーム機として販売した。 また、ELEKTRON社から2000年に発表されたSID STATIONは、C64からMOS Technology製SIDチップ(MOS6581)を抽出し、MIDIシンセサイザーとして楽器化した商品である。テクノ、チップチューンといった電子音楽での使用を目的とした、他に類似した物のない比較的特殊な電子楽器である。
※この「C64 クローン」の解説は、「コモドール64」の解説の一部です。
「C64 クローン」を含む「コモドール64」の記事については、「コモドール64」の概要を参照ください。
- C64 クローンのページへのリンク