BMTマートル・アベニュー線
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BMTマートル・アベニュー線(Myrtle Avenue Line)はニューヨーク市地下鉄Bディビジョンの路線で、全線高架化されている。このため、マートル・アベニュー高架線(Myrtle Avenue Elevated)とも呼ばれている[1]。この路線はかつてブルックリン区を走っていた高架鉄道の中で最後まで残っている区間である。現在はBMTジャマイカ線の支線としてブッシュウィック、リッジウッドを結び、開業当時からの終点(東端)であるミドル・ヴィレッジに向かっている。西側は1969年まではダウンタウン・ブルックリンまで延びており、さらに1944年まではブルックリン橋を越えた先のマンハッタンのパーク・ロウ駅が終点であった。
- 1 BMTマートル・アベニュー線とは
- 2 BMTマートル・アベニュー線の概要
BMTマートル・アベニュー線
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「マートル-ワイコフ・アベニュース駅」の記事における「BMTマートル・アベニュー線」の解説
BMTマートル・アベニュー線マートル-ワイコフ・アベニュース駅(開業時はワイコフ・アベニュー駅)は1889年12月19日に開業した島式ホーム1面2線の高架駅である。カナーシー線と異なり、駅全体がブルックリン区内に収まっている(カナーシー線は、カナーシー方面側がブルックリン区、マンハッタン方面側がクイーンズ区に分かれている)。開業当時のマートル・アベニュー線は、現在の駅の東にあるカーブを過ぎたところにあった旧ワイコフ・アベニュー駅が終点だった。その後1906年にメトロポリタン・アベニュー駅までの区間が地上線として延伸されたが、1910年代のデュアル・コントラクト時代に現在の高架駅に改築された。 1914年7月29日にブロードウェイ-マートル・アベニュー駅まで既存の線路の間に急行線が新設されるのに合わせて島式ホーム2面2線に改築された(当駅より東側の区間は複線のまま)。1914年に3線対応にするために改築された時点では、BMTカナーシー線はモントローズ・アベニュー駅 - ブロードウェイ・ジャンクション駅間の高架線として計画されていた。急行線にはワイコフ・アベニュー駅の東でカナーシー線と接続し、運行系統を新設する期待が込められていた。 高架のカナーシー線との接続に備えて、信号扱い所が当駅の東に設けられていた。結局、この信号扱い所に閉塞機器が設けられることはなく、オフィスとして使用された。 1946までに急行線は撤去され、2本のホームは階段の近くに木製の通路を設けて繋げられた。この通路はのちにコンクリート製に改められ、急行線の路盤を残したまま手すりが設けられた。2000年代に駅の改築が行われ、かつて各ホームごとに設けられていた2人幅の階段2本は1人幅の階段1本に取り換えられた。
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