1960年9月改正
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 14:11 UTC 版)
「阪神電気鉄道のダイヤ改正」の記事における「1960年9月改正」の解説
1958年より就役していたジェットカー(青胴車)が増備でこのダイヤ改正までに32両となり、阪神本線の普通列車を一部を除きジェットカーでの運用に切り替えたため、阪神本線では普通列車を含む全列車でスピードアップを行うなどの白紙ダイヤ改正となった。普通列車は、早朝から朝ラッシュ時終了直後までおよび夕ラッシュ時から深夜までの一部の列車(旧型車であるが加減速度は高めの1000系列「センコウ」を使用)を除き、すべてジェットカーで運用することとなった。1000系列は阪神本線で使用していた編成の一部が伝法線運用に回された他は、順次余剰廃車となった。 一方、特急用車両3011形や赤胴車を使用して運転していたノンストップ特急は、列車種別こそ特急のままであったが、停車駅を増やして阪神間ノンストップ運転を廃止した。特急列車の新たな停車駅は西宮、芦屋、御影、および従来の特急列車で唯一の停車駅であった三宮とし、所要時間は30分であった。 その他、西宮発着の急行は区間急行に改称された。
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