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こうしょう〔カウシヤウ〕【高昌】


高昌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/23 13:48 UTC 版)

高昌(こうしょう、拼音:Gāochāng、ウイグル語:Qara-hoja、khocho)は、中国南北朝時代から代にかけて現在の新疆ウイグル自治区トルファン市に存在したオアシス都市国家。代にはウイグル語「Qara-hoja」の音訳から「哈拉和卓」(カラ・ホージャ)・「火州」・「霍州」などとして記録されている。トルファン市高昌区には、城址遺跡「高昌故城」が残っている。


  1. ^ 『周書』列伝第四十二 異域下、『隋書』列伝第四十八 西域、『北史』列伝第八十五 西域、『旧唐書』列伝第一百四十八 西戎
  2. ^ 『晋書』
  3. ^ 北涼出身で匈奴系。小松 2000, p. 126
  4. ^ 小松 2000, p. 126
  5. ^ 『周書』列伝第四十二 異域下「無諱死,茹茹殺其弟安周,以闞伯周為高昌王。高昌之稱王,自此始也。」、『北史』列伝第八十五 西域「蠕蠕以闞伯周為高昌王,其稱王自此始也。」
  6. ^ 柔然を後ろ盾とした漢人傀儡政権が成立する。こうして新たな漢人系のトゥルファン王国が成立する。小松 2000, p. 126
  7. ^ 高車エフタルの介入をうけて491年に闞氏政権は崩壊する。小松 2000, p. 126
  8. ^ 柔然を破った突厥は麴宝茂に可汗の娘を降嫁し、イルテベル(俟利発)の称号を与えた。小松 2000, pp. 126–127
  9. ^ 遊牧騎馬民族に古くからある結婚スタイルで、夫に先立たれた妻が夫の兄弟もしくは息子に嫁ぐこと。
  10. ^ 麴伯雅の時代には、隋に接近したことで、高昌国の漢化が進んだ。小松 2000, p. 127
  11. ^ 小松 2000, p. 127
  12. ^ 藤枝晃『高昌回鶻と亀茲回鶻』
  13. ^ 安部1955,92頁
  14. ^ 劉2006,268頁
  15. ^ 安部1955,95-97頁
  16. ^ 安部1955,115-116頁
  17. ^ a b 『隋書』列伝第四十八 西域
  18. ^ 『大唐西域記』
  19. ^ 『地球の歩き方、西安とシルクロード』(ダイヤモンド・ビッグ社、2001年)
  20. ^ 現代では便宜的に在位中の年号を取って「和平王」と呼ぶことがある。
  21. ^ 現代では便宜的に在位中の年号を取って「義和王」と呼ぶことがある。





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