こうカリウム‐けっしょう〔カウ‐ケツシヤウ〕【高カリウム血症】
高カリウム血症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 23:27 UTC 版)
高カリウム血症(こうカリウムけっしょう)は何らかの原因により血中のカリウムの濃度があがってしまう電解質代謝異常症のひとつである。災害時、挫滅症候群(クラッシュシンドローム)として発症する場合もある。カリウムの血中濃度が関係している症状にはほかに低カリウム血症がある。
- ^ 高橋洋子, 須崎紳一郎, 勝見敦, 原田尚重, 諸江雄太, 蕪木友則, 中澤佳穂子「消火薬剤を口腔内に噴射し心停止に陥った1例」『日本救急医学会雑誌』第18巻第5号、日本救急医学会、2007年、208-215頁、doi:10.3893/jjaam.18.208。
- ^ 五十洲剛, 管桂一, 藤井真行「マンニトールが原因と考えられた高カリウム血症の高齢者2症例」『日本臨床麻酔学会誌』第21巻第9号、日本臨床麻酔学会、2001年、447-450頁、doi:10.2199/jjsca.21.447。
- ^ 中西和雄, 清水一郎, 土手健太郎, 新井達潤「持続血液濾過透析にもかかわらず高カリウム血症をきたした慢性腎不全患者の1例」『日本臨床麻酔学会誌』第23巻第2号、日本臨床麻酔学会、2003年、35-38頁、doi:10.2199/jjsca.23.35。
- ^ 藤林哲男, 小野靖志, 杉浦良啓, 後藤幸生「持続血液濾過中にメシル酸ナファモスタットにより高カリウム血症をきたした急性膵炎の2例」『蘇生: 日本蘇生学会雑誌』第18巻第2号、1999年、144-147頁、doi:10.11414/jjreanimatology1983.18.144。
- ^ 要伸也「3. 低カリウム血症・高カリウム血症」『日本内科学会雑誌』第95巻第5号、日本内科学会、2006年、826-834頁、doi:10.2169/naika.95.826。
- ^ 124.内向き整流性カリウムチャネル透過性の細胞外K+濃度依存性は、細胞外Na+による競合的ブロックに起因する~高カリウム血症で心室再分極速度が上昇するメカニズム~ 一般社団法人日本整理学会
- ^ 奥村健二, 小川宏一, 水谷恵次, 加藤忠之, 大嶋桂太「症例 ジギタリス治療により偽高カリウム血症を起こした心不全の1例」『心臓』第14巻第12号、日本心臓財団、1982年、1520-1525頁、doi:10.11281/shinzo1969.14.12_1520。
- ^ “医療用医薬品 : ポリスチレンスルホン酸Na (ポリスチレンスルホン酸Na「フソー」原末)”. www.kegg.jp. 2023年9月14日閲覧。
- 1 高カリウム血症とは
- 2 高カリウム血症の概要
- 3 症状
- 4 治療法
- 5 カリウムの人体内のふるまい
- 6 関連項目
高カリウム血症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/13 08:14 UTC 版)
腫瘍随伴症候群ならずとも、大量の細胞破壊を伴う病態(例えばクラッシュ症候群や横紋筋融解症など)では必発の疾患であり、最も緊急の対応を要する事態である。具体的な対応は高カリウム血症の項に譲る。場合によっては血液透析を要する。
※この「高カリウム血症」の解説は、「腫瘍崩壊症候群」の解説の一部です。
「高カリウム血症」を含む「腫瘍崩壊症候群」の記事については、「腫瘍崩壊症候群」の概要を参照ください。
高カリウム血症と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 高カリウム血症のページへのリンク