食道カンジダ症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:57 UTC 版)
HIV感染、悪性腫瘍、ステロイド投与中または長期の広域抗菌薬投与の患者で、嚥下障害や胸骨後部の疼痛が認められた場合に疑われる。食道造影ではコロニー状白苔に由来する網目状陰影や潰瘍形成が認められ、食道内視鏡で、白色調の偽膜と潰瘍形成、出血が認められる。確定診断は内視鏡下生検での菌体の証明である。フルコナゾール、イトラコナゾール、ボリコナゾール、ミカファンギンなどで治療する。
※この「食道カンジダ症」の解説は、「抗真菌薬」の解説の一部です。
「食道カンジダ症」を含む「抗真菌薬」の記事については、「抗真菌薬」の概要を参照ください。
- 食道カンジダ症のページへのリンク