音楽活動に戻る
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「ティム・スタッフェル」の記事における「音楽活動に戻る」の解説
2001年、スタッフェルは音楽業界に戻り、長年コラボしていたリチャード・ライトマン (Richard Lightman) と共に、新しくブルース・ファンクバンド「aMIGO」を結成した。2003年には同名のアルバムを発表し、スマイル時代の曲『アース』"Earth" と『ドゥーイン・オールライト』"Doin' Alright" を再録して収録したほか、この曲にはかつてのバンド仲間だったブライアン・メイがギターとヴォーカルで参加した。また『アース』にはモーガンのモーガン・フィッシャーも参加した。このアルバムはCDで限定発売され(販売枚数は300枚以下だった)、その後iTunesで配信された。 2013年にはサル・ガルジューロ (Sal Gargiulo) とサルティム (saltim) というデュオを結成し、翌年7曲を収録してSoundCloudの公式ページにアップロードしている。 2015年にはバンド「ジ・アザーズ」(The Others) のメンバーとツアーを行い、数ヶ月後には「ビッグ・スティーム」(Big Steam) との名前で共作を始めた。彼らは5曲を収録し、EP盤『リズム・オブ・ザ・ブルース』"Rhythm of the blues" にこれを収録した。2016年にはイギリスでいくつかの祭りやパブに出演したほか、翌年にはクロアチアなどヨーロッパ各国を訪れた。このバンドから派生したバンド、リトル・スティーム (Little Steam) は、スタッフェルがポール・ステュアート(Paul Stewart、ジ・アザーズのオリジナル・シンガー、ハープ奏者)と組んだセミ・アコースティック・デュオで、ロンドン周辺で定期的にギグを行っている。 2018年4月、スタッフェルはメイとテイラーから、2018年の伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』に向けてスマイル時代の『ドゥーイン・オール・ライト』"Doin' All Right" を再録するため招かれた。この曲はスマイル名義になり、"Doing All Right ... Revisited" という曲名で映画のサウンドトラックに収録された。スコアは映画のプレミア3日前の2018年10月19日に発売された。サウンドトラックは2018年10月26日付けのイギリスのアルバムチャートで、初登場第5位にランクインしたり、アメリカでクイーンのアルバムとして1980年以来のチャート順位に付けるなど大ヒットした。 2番目のソロアルバム『2Late』は2007年に収録されたものの、マスターされることなくお蔵入りしており、10年以上経ってからリミックス・マスターされ、2018年に "Two Late" と改題されて発売された。まず2018年10月26日にデジタル配信で発売され、11月半ばにディスクが限定発売された。スタッフェルは映画『ボヘミアン・ラプソディ』に関連したインタビューで、2019年にかけて3作目のソロアルバムに取り掛かる予定だと明かしている。
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