非武装化
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非武装化(英語: Demilitarisation、ひぶそうか)とは、民間人や敵対組織・特定地域内の武装を解除させることである[1]。銃規制、刀狩などの禁武政策が有名である。非軍事化、武装解除とも呼ばれる[2]。
- ^ “ウクライナの「非武装化」主張 プーチン氏、仏大統領に:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2022年9月16日閲覧。
- ^ 荒, 敬、アラ, タカシ、Takashi, Ara「占領期における非軍事化と武装解除 : 特に「占領軍の刀狩り」を中心として」、[出版社不明]、1991年3月、doi:10.14992/00001291。
- ^ a b c 池本, 淳一「伝統中国における禁武政策と民間武術の法的基盤 ――武器に関する禁令に着目して」、会津大学、2019年、doi:10.15016/00000176。
- ^ 武器移転規制と秩序構想―武器貿易条約(ATT)の実施における課題から― 著:榎本 珠良 サイト:明治大学
- ^ “This common weapon was so 'pernicious' that Catholicism banned it” (英語). We Are The Mighty (2020年4月29日). 2022年9月16日閲覧。
- ^ “No. 625: The Crossbow”. www.uh.edu. ヒューストン大学. 2022年9月16日閲覧。
- ^ “一 文化財保護の法的整備:文部科学省”. www.mext.go.jp. 文部科学省. 2022年9月16日閲覧。
- ^ Haller, Oliver, Destroying Weapons of Coal, Air and Water: A Critical Evaluation of the American Policy of German Industrial Demilitarization 1945 - 1952 (Philipps-Universität Marburg: Marburg, 2006).
- ^ Moore, Tristana (2009年6月27日). “Breaking News, Analysis, Politics, Blogs, News Photos, Video, Tech Reviews” (英語). Time. 2022年9月16日閲覧。
- ^ (第一類 第五号) - 昭和二十六年三月二十日(火曜日) 第10回国会衆議院外務委員会議事録第10号 サイト:国会会議録検索システム
- ^ “Cesare Beccaria Quote/Quotation”. quotes.liberty-tree.ca. 2022年9月21日閲覧。
- ^ ヴォルフガング・ナウケ ベッカリーア――刑法を批判し,強化する者 立命館大学 著:本田稔
- 1 非武装化とは
- 2 非武装化の概要
非武装化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 16:49 UTC 版)
「武装解除・動員解除・社会復帰」および「非合法武装集団の解体」も参照 武装とは逆に、武装を取り除くことを非武装化と言い、武装していない状態を非武装または丸腰と言う。特に、戦闘中に降伏し捕虜になった者、また、戦闘に敗北した軍隊から武器を強制的に取り上げることを武装解除と言う。個人の場合はともかく、軍隊やテロリスト集団などの組織の場合は武装解除が適切に行われないと、再武装されてしまって戦闘が再び始まってしまうことになる。 車両、航空機、船舶の非武装化は、武器を取り外したり、使用できないように破壊することによって行われる。人間の場合は武装を取り去れば普通の人間であるが、もともと兵器として作られたこれらの機械は武装を取り払った時点で通常の乗用機械とはなれないことがほとんどである。また、ミサイルの場合は、ミサイルが兵器たる部分である弾頭を取り外して再度装備することができないようにすることで非武装化とされ、非武装化されたミサイルは標的などの用途に転用される。 また、武装・非武装の区別は上記のような人間、国家、機器のほかに特定の場所に対しても用いられ、平和条約・休戦協定などによって設けられる、軍事活動が許されない地域を非武装地帯と呼ぶ。
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