需給関係とは? わかりやすく解説

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需給関係

株式売りと買いの関係。
株価は買い(需要)が多ければ上昇しますし、売り供給)が多ければ下落します。つまり、株価最終的に株式需給によって動きます。この需給関係に大きな影響を持つのが、(1)生保銀行投信などの機関投資家(2)外人投資家、(3)大手証券会社(4)信用取組における個人投資家――です。これらはいずれも、巨額資金株式市場投資しているからです。また、新株の発行転換社債発行なども株式供給要因となり、需給関係をみるうえで見逃せない要素1つと言えます。

需要と供給

(需給関係 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/06 05:54 UTC 版)

ミクロ経済学において需要(じゅよう、: demand)と供給(きょうきゅう、: supply)は市場における価格の決定を説明する経済モデルである。需要および供給の定義から説明すると、 需要とは、個人や企業などの経済主体が、市場において交換販売を目的として提供されているサービスを購入しようとする(消費)行為であり[1]供給とは経済主体が市場で交換・販売を目的とし自己の所有物を提供する(生産)行為である[2]。「需要と供給」は合わせて短縮して需給(じゅきゅう)とも呼ばれる。


注釈

  1. ^ フォン・マンゴルト関数で知られるドイツの数学者ハンス・カール・フリードリヒ・フォン・マンゴルト英語版の息子である。
  2. ^ なお、中世の荘園・公領においては、供給に必要な食料や人夫は雑公事及び夫役として現地の在地領主及び名主百姓の負担とされていた[15]

出典

  1. ^ a b c d 小学館『日本大百科全書』「需要」
  2. ^ a b 小学館『日本大百科全書』「供給」
  3. ^ a b c d 需要・供給の法則』 - コトバンク
  4. ^ 岩田規久男 『経済学的思考のすすめ』 筑摩書房、2011年、73頁。
  5. ^ スティーヴン・ランズバーグ 『ランチタイムの経済学-日常生活の謎をやさしく解き明かす』 日本経済新聞社〈日経ビジネス人文庫〉、2004年、196-197頁。
  6. ^ 日本経済新聞社編 『経済学の巨人 危機と闘う-達人が読み解く先人の知恵』 日本経済新聞社〈日経ビジネス人文庫〉、2012年、35頁。
  7. ^ a b c d e f g Humphrey, Thomas M. (1992). “Marshallian Cross Diagrams and their Uses before Alfred Marshall”. Economic Review (Mar/Apr): 3–23. https://www.richmondfed.org/-/media/richmondfedorg/publications/research/economic_review/1992/pdf/er780201.pdf 2022年10月29日閲覧。. 
  8. ^ Karl Heinrich Rau,Grundsätze der Volkswirthschaftslehre , 1841b., Heidelberg.
  9. ^ 池田浩太郎「K.H.ラウの『財政学の諸原理』初版--「初期ドイツ財政学」のStandardwerkの出現」2003,成城大学経済研究159号、p97~131
  10. ^ Dupuit, Arsène Jules Étienne Juvénal (1844): De la mesure de l’utilité des travaux publics, Annales des ponts et chaussées, Second series, 8.:On the measurement of the utility of public works. Trans. by R.H. Barback in Readings in Welfare Economics,ed. K.J. Arrow and T. Scitovsky. Homewood,IL: Richard D. Irwin, 1969, 255-83.
  11. ^ Grundriss der Volkswirthschaftslehre. Ein Leitfaden für Vorlesungen an Hochschulen und für das Privatstudium. Faksimile der 1863 in Stuttgart erschienenen Erstausgabe. Komm. von Peter D. Groenewegen, Karl Heinrich Kaufhold und Jochen Schumann. Wirtschaft und Finanzen, 1995, ISBN 978-3-87881-096-4. 英語訳 The exchange ratio of goods. E,Henderson訳
  12. ^ 1870. " The Graphical Representation of the Laws of Supply and Demand, and their Application to Labour",in Alexander Grant, ed., Recess Studies, ch. VI, pp. 151–85.
  13. ^ 類聚名義抄
  14. ^ 早川庄八「供給」(『日本史大事典 2』(平凡社、1993年) ISBN 978-4-582-13105-5)P967
  15. ^ 網野善彦「公事」(『歴史学事典 1 交換と消費』(弘文堂、1994年) ISBN 978-4-335-21031-0)P218



需給関係

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 17:57 UTC 版)

船員」の記事における「需給関係」の解説

現状需要と供給対比してみるとオフィサー16,500人ほど足りておらず、部員のほうは(反対に119,000人ほど供給過剰である。今後オフィサー供給漸増してゆくと予測されているが、その増加量は今後需要の増加追いいていない、と見られている。

※この「需給関係」の解説は、「船員」の解説の一部です。
「需給関係」を含む「船員」の記事については、「船員」の概要を参照ください。

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