電算写植とは? わかりやすく解説

でんさん‐しゃしょく【電算写植】

読み方:でんさんしゃしょく

シー‐ティー‐エスCTS


電算写植

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/03 04:38 UTC 版)

電算写植(でんさんしゃしょく)とは、手動写植による組版作業を電算機=コンピュータで行えるようにしたシステムのこと。




「電算写植」の続きの解説一覧

電算写植

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/01 03:54 UTC 版)

Computer Typesetting System」の記事における「電算写植」の解説

日本では電算写植(電算植字システムとして1970年代実用化された。写植は、鉛を溶かして作った活字を使うホットタイプ対する意味として、コールドタイプ呼ばれることから、電算写植は「Cold Type System」の略としてCTSともいわれる。この意味の「CTS」という言葉は、特に新聞社印刷会社などで素材集配信から組版出力まで使用する比較大規模な組版システムのことを指す場合が多い。例えば、朝日新聞社1970年代初めに運用開始した電算写植システムNELSONは、漢字キーボードによる原稿パンチスキャナによる写真カット入力装置ディスプレイ漢字プリンタ組み合わせた校閲前組大組などの編集装置記事写真カットなど組み合わせた完全な新聞紙面をネガフィルム出力する全ページ写植機などから構成された。 初期の電算写植システムは、入力編集出力それぞれ専用機器使って行うバッチ方式であったこうしたバッチ方式ではまとまったページ数を一括して処理するとともに工程ごとに作業担当者を置くのでシステム大掛かりなものであったコンピュータ処理能力の向上に伴いCTS対話方式WYSIWYG方式移行した対話方式WYSIWYG方式小規模システムになるので印刷業界広く受けいれられた。

※この「電算写植」の解説は、「Computer Typesetting System」の解説の一部です。
「電算写植」を含む「Computer Typesetting System」の記事については、「Computer Typesetting System」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「電算写植」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「電算写植」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



電算写植と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「電算写植」の関連用語

電算写植のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



電算写植のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの電算写植 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのComputer Typesetting System (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS