防衛大臣政務官在任中の失言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 06:29 UTC 版)
「藤丸敏」の記事における「防衛大臣政務官在任中の失言」の解説
防衛大臣政務官在任中の2016年3月28日に佐賀市で講演し、「簡単に戦争にはならない。最悪のことがあっても基本的に首都をたたく」「危険度は増すことは多少はあるかもしれない」などと述べたほか、政府内でも「地元(佐賀県)の了解が得られないであろう」と認識されていた佐賀空港へのオスプレイの配備について「6月議会で(佐賀県議会が)決めて下さい」と、佐賀県が諾否を判断する期限を区切ることを求めるかのような発言を行った。4月7日の衆議院総務委員会において、日本共産党の田村貴昭からこれらの発言や、防衛省が詳細を公表していない施設等関連予算(約106億円)の内訳についても講演で説明していたことを追及され、1月の参議院予算委員会における「(オスプレイ配備について)地元の了解は得られていないと認識している」という安倍晋三首相の答弁と「(認識は)同じ」であり、諾否の期限については「国会議員として希望を言った」と釈明するとともに、「政務官としてうかつだった」と陳謝した。また同じ講演で、北朝鮮が2月7日に発射した弾道ミサイルを自衛隊のレーダーが探知した時刻(非公開のデータ)や、自衛隊の具体的な迎撃態勢についても説明しており、これらの発言についても陳謝した。
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