闘痔の旅
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「水曜どうでしょうの企画 (日本国内)」の記事における「闘痔の旅」の解説
1996年12月4日・11日放送、全2夜。 DVD第2弾『サイコロ1/粗大ゴミで家を作ろう/闘痔の旅』に収録。 放送当時の企画名は「激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅」。鈴井が考えた企画のひとつで、「『サイコロ1』で発覚した大泉の“痔”を治すために、24時間でいろいろな温泉を回る“湯治(闘痔)”を行う」を目的としているが、企画そのものは藤村Dの「温泉に入りたい」という安易な発想から始まった。 「この企画から大泉が(テレビタレントとして)自我を持った」と嬉野Dが語ったり、大泉が運転をし鈴井が後ろに座り車内で会話をするというスタイルが確立されたり、藤村Dがリアクションで“出演”し始めたりと、後の『どうでしょう』にとって大きなターニングポイントとなった企画となった。 行程 薬師温泉(ニセコ町) 入浴後の車内で「(外湯が)ぬるいし水溜り」だったことを振り返り、鈴井は寒さから”鼻声チック”となってしまう。 二股ラジウム温泉(長万部町) 露天風呂は清掃中だったために湯が張られておらず、入浴したのは内湯のみ。 平田内温泉(熊石町・現:八雲町) 「川の横に穴がある」という情報から訪れた1ヵ所目は誤ったポイントで、正しい温泉に移動。そこでは先客がいたために大泉が撮影交渉をしたところ、露骨に不機嫌な態度を見せ始め「だからあたしテレビって嫌い!」と叱責を受けた。 水無海浜温泉(椴法華村・現:函館市) 撮影日は波が荒かったことで岸壁を越え、海岸際にある浴槽へ押し寄せる海水が全て入り込む状況だった。なお、入浴直前の「心臓マッサージをする大泉」のシーンは、当企画が収録のDVDでジャケットのイラストに採用されている。 酸ヶ湯温泉(青森市 ) 函館港から青函フェリーで青森港へ移動。有名な「千人風呂」ではなく、八甲田ホテル近くにある「まんじゅうふかし(噴出する蒸気の上に座る)」を利用した。 恐山温泉(むつ市) 収録日の1996年11月9日・10日は恐山菩提寺の開山期間を過ぎており、入浴が出来ず。
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